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2017年11月20日

エイジングケア

あなたは見た目年齢何歳?見た目の若さを決めるもの。

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電車に乗り、吊革につかまると、目の前に腰かける女性の髪の毛に目が行くことが良くあります。その時、髪の分け目が薄かったり、生え際に白髪が見えたりすると、かなりのお年寄り感を抱いてしまいます。逆に、艶やかな髪に力強い若さを感じるのは私だけでしょうか?

 

見た目年齢を決めるもの

実年齢に関係なく、私の感じる若さのバロメーターは、髪、姿勢(立ち姿)、肌、そして運動能力です。

髪が薄い、更に地肌がはっきり見えたりすると実年齢よりかなり老けた感じがします。姿勢は猫背や腰の曲がり。肌は不健康な色とシミやシワ。運動能力は、しっかり歩けないなど。このような状態を目の当たりにすると、実年齢とは関係なく強い老いを感じます。

逆に、フサフサとして艶やかな髪、美しい立ち姿、肌も艶やか、そして、颯爽とした歩き方には若さと美しさを感じます。実際に「見た目が若い人は長生きする」という研究成果まであるのです。

それでは、若く美しく見られるためには、どうしたら良いでしょうか。見た目の印象の差は、食生活や運動、睡眠などの毎日の生活習慣が年月を重ねた結果として表れています。

 

栄養学から見たアンチエイジング

先ずは基本となる食生活について、栄養学の観点からポイントをご説明しましょう。

健康で艶やかな髪のためには、若返りの因子:IGF-1を引き上げる栄養素を摂りましょう。大豆イソフラボン、唐辛子に含まれるカプサイシン(※1)。そして、アミノ酸、亜鉛、ビタミンB群などの栄養素です。

健康的な骨には、骨密度・骨質を上げるカルシウム、ビタミンD、ビタミンK。

肌の健康には、新鮮な「えごま油」などの不飽和脂肪酸やコラーゲンなど。更には自律神経を調節し、お休みモードを高めて質の良い睡眠を導くKA21アガリクス(キングアガリクス)(※2)があります。

野菜など、食材に含まれる栄養価が昔に比べて落ちている現代では、毎日欠かさずこれらの栄養素を摂るとなると難しい場合もあり、サプリメントの活用も有効的です。出来ることならば、一つのサプリメントで髪、骨、肌など全てを強く美しくする栄養素が入っているもの。いわゆる一石三鳥、一石四鳥になるサプリメントがいいですね。

 

アンチエイジングに目覚めたのは、娘からの一言

私も20数年前、シャンプーをすると髪の毛が100~200本ほど抜ける時期がありました。それが一週間ほど続き、鏡に映る髪の薄さは歴然。そんな時、朝の同じ時間帯に洗面所を使う中学生の娘に、鏡の前で言われたのがこの一言です。「お父さん、ずいぶん髪が薄くなったね!それ以上薄くなったら街を一緒に歩けないね!」。心臓に突き刺さった言葉です。

そこから、私のアンチエイジングの実践は始まりました。今から17年前には、数十名でスタートした日本抗加齢研究会(現在の日本抗加齢医学会:2017年現在の会員数は医師、歯科医師、薬剤師を中心に約8200名)の初回セミナーに参加しました。それ以来今日まで、アンチエイジングの勉強、実践を繰り返しています。

いつの間にか髪の毛も復活し、歩く姿勢も良くなり、身長の縮みもありません。クラス会で異口同音に皆さんから言われるのは、「若いね!背が高くなったのでは?」です。身長については、私はそのままで、周りの人が何センチも縮んでいるのです。

思考錯誤の末、今日まで私が実践してきたのは、1:心がトキメク目標を持つこと。2:自分が○才若いと具体的に思い込むこと。3:食事の栄養バランスを整えること。4:運動を継続すること、この4つです。

見た目のアンチエイジングのために、何か始めたいというあなたに。まず手始めにおすすめするのが、「3:栄養バランスを整えること」です。

私自身が開発して使い続けている「ヘアドルーチェ」は、1日4粒飲むだけ。髪・肌・骨・体のエイジングケアができる、まさに「一石四鳥」のサプリメントです。何か月か使って違いを体感できてきたら、モチベーションがアップして運動など他のアンチエイジング法も始められるでしょう。

 

時間はかかる、でも見返りは大きい

最後に、私のアンチエイジング法が正しかったかどうか、一例をご紹介します。下のグラフは、今から1~2か月前の私の骨密度です。同年代と比較して189%(%AGE)、若い世代と比較しても138%(%YAM)でした。

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髪、立ち姿、肌などの「見た目のアンチエイジング」を改善するには、時間が掛かります。時間が掛かることを覚悟して、粘り強く継続することが必要です。

しかし、実行したあかつきには周りの皆さんの評価はさまがわりします。今さらそんな事をやっても・・・とは言わずに。

これからまだまだ人生は長いのです。最後まで楽しめるよう、今日、小さな第一歩を踏み出してください。

(※1)Current Medicinal Chemistry 15 3095-3112 (2008) (※2)Journal of Medicinal Food 17 (3) 295-301 (2014)

 


 

コラム筆者:元井益郎

薬学博士/薬剤師/NR・サプリメントアドバイザー/日本抗加齢医学会認定指導士。

東京薬科大学薬学部卒業。ジェーピーエス製薬株式会社入社・退社後、サンプライズ株式会社設立。東京大学や慶應義塾大学など、国内の著名な大学機関と抗加齢に関する共同研究を行い、研究結果をもとにサンプライズ製品の開発を行う。

趣味は山登りとマラソン。71歳になるが、自称年齢は53歳。2017年6月、デナリ(マッキンリー)に登頂成功。好きな言葉は、「過去は変えられないが、未来は変えられる」。

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

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