MENU

2020年01月16日

エイジングケア

若さを目指す!2つのコツ

dmFTHG7895_TP_V最近クラス会に行くと、年齢は同じなのに、見た目や体力において周りとの大きな差を感じます。この差はどこから来るのでしょう?現在、日本抗加齢医学会では、アンチエイジングの基本は次の2つと言われています。

①カロリーリストリクション:食べ過ぎず、腹8分目。お腹がすくと、サーチュイン(若返り因子)にスイッチが入る。②抗酸化:酸化ストレスが加齢に繫がる。抗酸化作用のあるファイトケミカル(植物性化学物質)を含む野菜や果物を積極的に摂ること。

①は腹8分目ということで分かりやすいですが、②の抗酸化について、少し詳しく述べたいと思います。

 

老化原因である活性酸素

体を老化させるのは、体内でできる活性酸素です。通常、ヒトの呼吸時、体内に取り込まれる酸素の数%程度は活性酸素となり、細菌などから身体を守る働きがあります。

しかし、ストレス、紫外線、喫煙などで過剰に生成された活性酸素は、体内でDNAや細胞膜などに障害をもたらし、老化や発がんなどの原因の一つになると言われます。

 

ORAC値の高い素材で抗酸化!

そこで「抗酸化」は、ファイトケミカルを含む野菜(トマトのリコピン等)や果物(ブルーベリーのポリフェノール等)の摂取で活性酸素を消そうというものです。

サプリメント先進国の米国では、サプリや飲料にORAC(Oxygen Radical Absorbance Capacity: 活性酸素吸収能力)値を表記する製品が増えています。ORAC値とは、米国農務省と国立老化研究所の研究者らによって開発された、抗酸化力の新しい指標です。

ORACは、食品中の抗酸化力の分析方法として優れており、最もデータベースが充実しています。これは具体的にこれだけ活性酸素を吸収する、という分かりやすい指標なので、日本でも将来はORAC表示が出てくるのではないでしょうか?

そこで、ヘアドルーチェに主原料として配合されているブラジル産露地栽培アガリクス(キング・アガリクス)のORAC値を初めて測定したところ、その値が高いと言われるブルーベリーの約6倍強でした。

▼キング・アガリクスのORAC値

キング・アガリクスのORAC値_ブログ用

キング・アガリクスはブラジルの高地で育ちますが、現地の強烈な太陽光に対抗するため、キノコ内に強い抗酸化能力を備えたものと思われます。

私は以前から、腹8分目と抗酸化作用のある素材の飲用を実践しています。2020年は、若さにチャレンジするのはいかがですか?

 


 

コラム筆者:元井益郎

薬学博士/薬剤師/NR・サプリメントアドバイザー/日本抗加齢医学会認定指導士。

東京薬科大学薬学部卒業。ジェーピーエス製薬株式会社入社・退社後、サンプライズ株式会社設立。東京大学や慶應義塾大学など、国内の著名な大学機関と抗加齢に関する共同研究を行い、研究結果をもとにサンプライズ製品の開発を行う。

趣味は山登りとマラソン。73歳になるが、自称年齢は55歳。2017年6月、デナリ(マッキンリー)に登頂成功。好きな言葉は、「過去は変えられないが、未来は変えられる」。

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

\ この記事をシェア /

pagetop