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2017年11月10日

エイジングケア

【新聞掲載】70歳でデナリ登頂、そのアンチエイジング法

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▲今回の登山でご一緒した、日テレ『イッテQ』の登山部顧問:貫田さん。登山行程中、ヘアドルーチェを飲んで頂き、「爪の伸びが早い!」とご報告を頂きました。

 

エベレストと同等の登頂難易度、デナリ

今年の6月、北米大陸最高峰のデナリ(旧マッキンリー)登山に挑戦しました。デナリは標高6,194m。この山の難しさは、緯度の高さによる寒い気象条件と空気の薄さと言われています。

また、デナリにはポーターやシェルパ(荷物の運搬や案内をつとめる人)がいない為、全行程約4週間分の食料、燃料、テントや個人装備などを自分で担ぎ、そりに乗せてキャンプ地(キャンプ4:4,300m)までスキーで引き上げなくてはなりません。

そんな条件であるため、登頂難易度は世界最高峰のエベレストと同等と言われます。

 

登山チームの栄養補助にヘアドルーチェ

デナリを目指すチーム構成は、日テレ『イッテQ』の登山部顧問:貫田さん、元オリンピック・モーグル選手:三浦豪太さん、若き登山界のエース:飯田さんと私の4名です。難易度の高い山だけに、装備や食事計画が重要です。

基本的に食事は、日本食メニューをもとにインスタントの食材を持ち込み、朝食、夕食はテントで作って食べます。昼は移動しながら済ませるため、チョコやお菓子が中心の行動食です。

どうしても偏ってしまう栄養素を補うために、チームから私に良いサプリメントの選択が依頼され、そこで熟慮のすえ選んだのが「ヘアドルーチェ」でした。

その理由は、ヘアドルーチェに含まれる栄養素が、たんぱく質、食物繊維、ビタミンB群(ビタミンB₁ 、B₂ 、B₆ 、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、ビタミンD、ミネラル(カルシウム、鉄、カリウム、銅、亜鉛)と多種にわたり、しかもそれらが大量に含まれているからです。

たんぱく質の構成成分であるアミノ酸は、必須アミノ酸を含む18種類全てを含みます。そして、これらの栄養素が、アガリクスや大豆をはじめとする、自然素材由来(化学合成化合物ではない)であることもポイントです。その「ヘアドルーチェ」を、チームメイト全員が、登山中毎日欠かさず飲むことにしました。

 

「爪の伸びがすごく早い」

6月12日、いよいよデナリのベースキャンプ(2,200m)から高低差約4,000mを上る過酷な登山が開始されました。行程をほぼ計画通り順調にこなし、10日ほど経過した頃、貫田さんから「爪の伸びがすごく早い」と報告を受けます。そう、サプリメントの効果が表れてきたのです。

私たちの爪や髪の毛はアミノ酸からできています。ヘアドルーチェを飲めばアミノ酸は全種類摂取できることは上述の通り。髪の毛の伸びや変化は解りづらい (時間がかかる)のですが、爪の伸びには早く気付く人が多いようです。

登山開始から2週間後の6月26日。途中のキャンプ地で体調を崩し、登頂を断念する隊も出る中、私たち4人はだれ一人体調を崩す者もなく、予備日も使わず快調に、全員がデナリ登頂に成功しました。

これは私たちの登山計画、装備計画、食料計画、それらを補う計画が全て上手く行った結果です。今年のデナリの登頂率は36%で、おおよそ3人に1人しか登れないという厳しい数字の中での登頂成功でした。

 

日経新聞でご紹介いただきました

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▲日本経済新聞・夕刊(2017/7/22号)掲載記事。私のアンチエイジング考についてご紹介いただきました。

 

今回のデナリ登山に関連して、日本経済新聞・夕刊「三浦豪太の探検学校」にて私のアンチエイジングに対する考え方をご紹介いただき、多くの方から反響を頂きました。

大切なことは、「心にトキメク目標をもって、運動を継続すること(現状維持の運動ではなく、少しずつでも体力を向上させていく運動)、体に良いものを摂取すること(体に悪いもの、例えばタバコなどは止める。栄養素の偏りはサプリメントで補う)」です。

また、年齢については「自分は若いと強く思い込み、そうなりたい!」と考えることです。これは、「こころと体は対話する」という精神免疫学の応用です。(ちなみに、この記事のタイトルではあえて70歳と明言していますが、普段は自分自身の年齢を52歳と思って生活しています。)

これでも、40代のころはジムのランニングマシーンで1分も走れない、ひどい腰痛持ちの中年オヤジでした。それから少しずつ少しずつ、尺取虫のように体力をつけ、20数年経った今では「世界7大陸の最高峰をすべて制覇する」という目標の過程にいます。

過去は変えられませんが、未来は変えられます。「もう年だから」という言葉は封じ、まだまだ長い残りの人生を、自分らしく思い通りに楽しみませんか。

 


 

コラム筆者:元井益郎

薬学博士/薬剤師/NR・サプリメントアドバイザー/日本抗加齢医学会認定指導士。

東京薬科大学薬学部卒業。ジェーピーエス製薬株式会社入社・退社後、サンプライズ株式会社設立。東京大学や慶應義塾大学など、国内の著名な大学機関と抗加齢に関する共同研究を行い、研究結果をもとにサンプライズ製品の開発を行う。

趣味は山登りとマラソン。71歳になるが、自称年齢は53歳。2017年6月、デナリ(マッキンリー)に登頂成功。好きな言葉は、「過去は変えられないが、未来は変えられる」。

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

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