MENU

2017年11月01日

ヘアケア

髪が細い女性にはイソフラボンが良いって本当?

イソフラボンは、女性の細い髪を丈夫にする作用があるとされています


加齢と共に女性ホルモンの一種、エストロゲンはどんどん減ってしまいます。

エストロゲンには、髪の成長を促す作用があるため、年齢を重ねるごとに髪が細くなってしまう女性が増えています。

イソフラボンは、食品などから摂取し、腸内細菌の代謝によってエクオールという成分になると、エストロゲンとよく似た働きをしてくれるといわれています。

そのため意識して摂取することで、細い髪が徐々に太く丈夫になる効果が期待できるのです。

イソフラボンには、血流を促すなど髪を丈夫にするさまざまな効果が期待できます

イソフラボンというのは、マメ科の植物や赤ワインなどに含まれるフラボノイドという、植物の辛味や色素成分となるポリフェノールの一種です。

中でも、大豆に含まれる大豆イソフラボンからは、エクオールが生成されることが分かっているため、植物性エストロゲンとも呼ばれ、育毛効果が期待されています。

減少していくエストロゲンと似た作用のある大豆イソフラボンを体内に取り入れることで、女性ホルモンが優位に立ち、薄毛を招くとされる男性ホルモンの働きを抑えるのにも効果的だと言われています。

さらに、大豆には髪の主成分となる植物性タンパク質が豊富に含まれています。

そのため大豆製品を積極的に摂取すれば、丈夫で太い髪がどんどん作られることになり、細い髪改善に効果的だとされています。

また、大豆には、ビオチンという血管を拡張させると言われている成分も含まれています。

ビオチンの作用により、血管が広くなって血流がスムーズになるため、毛根で髪を作る毛母細胞へ栄養分がたっぷり行き届くようになるとされており、太くてコシのある健康的な髪の生成を促す効果が期待できるのです。

イソフラボンは、大豆製品などに多く含まれています


大豆や大豆製品に含まれている大豆イソフラボンは、エクオールと呼ばれる物質をつくることができるということがわかりました。

ただ、大豆イソフラボンには糖と結合したグリコシド型と、糖と分離したアグリコン型の2種類があります。

グリコシド型は、腸内細菌によりアグリコン型になってから体内に吸収されるため、始めからアグリコン型の大豆イソフラボンの方が、吸収率が高いと言われています。

大豆製品にはさまざまなものがありますが、吸収のよいアグリコン型の大豆イソフラボンを含む味噌や醤油などの発酵製品だと、効率よく摂取できると言えます。

他の大豆製品でも毎日の食事の中で積極的に取り入れることで、大豆イソフラボンを補充することは可能です。

ただ、大豆製品が苦手な方や忙しい方の場合、食事からの摂取が難しいこともあるでしょう。

そんな時は、無理なく必要な量の大豆イソフラボンが摂れる育毛サプリメントを活用すると良いでしょう。

他にも細い髪を太くしたり、髪の成長を促したりする栄養素がバランスよく含まれているサプリメントを選べば、効率よく栄養素を摂取できます。

イソフラボンの過剰摂取には注意しましょう

イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用のエクオールに変換されるので、女性の細い髪を太くするのに効果的だと言えます。

しかし、過剰摂取すると身体に不調を招く恐れがあるので注意が必要です。

エストロゲンが体内で不足している時は、エストロゲンと似た働きをしてくれるので、髪に良いと言えます。

しかし、過剰摂取してしまうとホルモンバランスが乱れて月経周期がずれてしまったり、ほてりや倦怠感が出てしまったりと更年期症状に似た不調を感じることがあるとされています。

1日の大豆イソフラボン・アグリコン型の摂取量は70~75mgまでとされています。

大豆製品では木綿豆腐3分の1丁(100g)に23mg、納豆1パック(50g)だと36.8mg、豆乳200mlでは49.6mgほど大豆イソフラボンが含まれているといいます。

偏った食事はよくありません。

大豆製品ばかりを毎食食べないよう、適度な摂取を心がけましょう。

(まとめ)髪が細い女性にはイソフラボンが良いって本当?

1.イソフラボンは、女性の細い髪を丈夫にする作用があるとされています

髪の成長を促す女性ホルモンの一種、エストロゲンとイソフラボンは同じような作用があるとされています。

エストロゲンは加齢と共に減少するため、髪が細くなりますが、イソフラボンを補うことで細い髪を太く丈夫にすることができるといわれています。

2.イソフラボンは、血流を促すなど髪を丈夫にするさまざまな効果が期待できます

大豆イソフラボンは、髪の主成分となるタンパク質が豊富なので髪の生成をサポートするといわれています。

更に、大豆イソフラボンに含まれるビオチンは、毛根に栄養素を行き届かせる作用があるとされており、髪を太くするのに効果的だといえます。

3.イソフラボンは、大豆製品などに多く含まれています

イソフラボンには2種類ありますが、糖と分離したアグリコン型を含む味噌や醤油などの発酵大豆製品の方が、体内での吸収率が良いとされています。

効率よくイソフラボンを摂取するには、育毛サプリメントの活用も良いといえます。

4.イソフラボンの過剰摂取には注意しましょう

イソフラボンを1日に摂取する量の上限は決まっており、過剰摂取するとホルモンバランスが乱れる可能性があるといわれています。

その結果、体調不良などを招く恐れもあるので摂りすぎには注意しましょう。

サンプライズ

コラム編集部

美ルート公式コラム編集部による記事です。

\ この記事をシェア /

pagetop