2017年11月13日
ヘアケア
女性のつむじの髪が細い状態になる原因とは?
ホルモンバランスの乱れや頭皮への刺激などが、女性のつむじ付近の細い髪の原因とされています
髪の成長には女性ホルモン、エストロゲンが深く関係しています。
エストロゲンには、髪の成長を促す作用がありますが、年齢を重ねるごとに分泌量が減り、40歳頃を境に急減してしまうとされています。
その結果、抜け毛や細い髪が増え、特につむじや分け目などは地肌が目立ちやすくなります。
また、加齢により頭皮の血管が老化して硬くなり、血液の流れが滞って発毛に必要な栄養素が十分行き渡らなくなることや、ストレスによる自律神経の乱れ、ヘアケア不足なども要因といえるでしょう。
女性のつむじの髪のボリュームダウンにはさまざまな原因が挙げられます
年齢を重ねるにつれて、髪が細くなってつむじの状態が気になってきたという女性は少なくないでしょう。
女性ホルモンの中には髪の成長を促すエストロゲンというホルモンがあります。
このエストロゲンの分泌にはピークがあり、そのピークを越えると徐々に分泌量が落ちていってしまいます。
特に40代に差し掛かると急激に分泌量が少なくなるため、髪の毛が細くなったり、髪の量が少なくなったりすることで、つむじが気になってしまうようになりがちです。
また、女性のつむじ辺りの髪が細くなるのは、加齢のみならずストレスも要因とされています。
慢性的に強いストレスを感じ続けると、血管収縮を促す自律神経の交感神経が優位になります。
自律神経のバランスが乱れると、頭皮を含め全身の血流が悪くなります。
体内の栄養分は生命維持に必要な臓器へ優先的に送られるため、身体の末端にある頭皮には栄養の供給が少なくなり、髪がやせ細りつむじ周辺が薄くなると考えられているのです。
洗浄力の強いシャンプーを使う、頻繁なパーマやカラー、過剰な洗髪もしくは洗髪が不十分、紫外線に当たるなどのような刺激も原因になることがあります。
また、つむじや分け目などをひっぱるようなヘアスタイルによる負担も、つむじ周辺の髪が細くなる要因の一つでしょう。
つむじ周辺の細い髪を太くするには、ヘアケアと生活習慣の見直しが大事です
髪や頭皮を労わるヘアケアや生活習慣を実践することは、薄くなりやすいつむじ辺りの髪を太く、丈夫にすることに効果的だとされています。
まず、シャンプーはアミノ酸系の洗浄力が弱いものを選び、しっかり泡立ててから指の腹をゆっくり優しく、頭全体に動かして、毛穴の汚れを除去しましょう。
その際、両手でぐいぐいっと少し力を入れながら、頭皮に刺激を与えるマッサージを毎日行うと良いです。
洗髪や入浴により温まっている頭皮は血行が促されているので、マッサージの効果もより高まります。
さらに、紫外線で頭皮や髪がダメージを受けないように、日傘などで日除けをしたり、ヘアUVカットスプレーを活用したりしましょう。
髪のパサつきが気になる時は水分不足に陥っているので、保湿効果の高い洗い流さないタイプのトリートメントを洗髪後に使うのもおすすめです。
また、普段の生活では、ストレス解消と血流促進のために軽い運動を取り入れたり、質の良い睡眠が十分とれるよう、生活スタイルを見直したりしてみるのも良いでしょう。
食事に関しても、髪に良いとされている大豆イソフラボンや、海藻類などに含まれているミネラルなどを積極的に取るようにすると効果的です。
普段の食事に加えて、必要な栄養分をサプリメントで補うとより効率的と言えるでしょう。
つむじ周りの細い髪を上手にカバーできるヘアスタイルがあります
つむじ周りの細い髪は、ヘア対策をしても太くなってくるまでに時間がかかります。
髪のボリュームがある程度戻るまでは、つむじ周りの地肌を目立たなくするヘアスタイルで、細い髪をカバーすることもできます。
つむじ周りの地肌をカバーするには、髪を短くしてつむじ周りの髪にボリュームを出したり、ゆるめのパーマをかけることがポイントとなります。
まず、髪が長いと重みでどうしても下へ引っ張られるので、分け目やつむじが目立ってしまいます。
髪を短くすることで、毛根への負担も軽くなりふんわり感が出やすくなります。
さらにつむじ周りの髪にボリュームを出したり、パーマをかけたりすると、髪に動きがでて細くても地肌にくっつきにくくなります。
具体的には、レイヤーを入れてボリュームを出しやすくしたボブや、ショートカットにゆるくパーマをかけるといったヘアスタイルがおすすめです。
また、ハーフアップのお団子や、つむじ辺りの髪をたるませ、緩く結んだポニーテールなどのヘアアレンジもおすすめです。
しかし、毎日同じヘアアレンジを行うとつむじや分け目に負担がかかるので頻度には注意しましょう。
(まとめ)女性のつむじの髪が細い状態になる原因とは?
髪の成長を促す女性ホルモン、エストロゲンは加齢と共に減少していきます。
そのため、年を重ねるにつれてつむじ周辺から髪が細くなる傾向があります。
また、自律神経の乱れや間違ったヘアケアなども髪が細い状態になる一因といわれています。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンの減少や、ストレス、頭皮への強い刺激などが、つむじ周辺の髪を細くする要因とされています。
また、髪を強く引っ張るヘアスタイルも毛根を傷め、髪の成長を妨げると考えられます。
つむじ周りをボリュームアップさせるには丁寧で頭皮に優しいヘアケアがポイントです。
また、ストレスの解消や十分な睡眠の確保、食生活の改善など、生活習慣の見直しも必要となります。
髪の成長を促すのに効果的な栄養を食事やサプリメントから摂取することも大切でしょう。
つむじ周りの髪のボリュームダウンをカバーするには、髪を短くしたり、ゆるめにパーマをかけて根元からふんわりさせたりするヘアスタイルがおすすめです。
ハーフアップにしたお団子ヘアなどのヘアアレンジでも上手にカバーすることができるでしょう。