2017年05月16日
ヘアケア
女性の薄い髪は分け目の作り方が原因だった?
固定した分け目は女性の薄い髪の原因です
ずっと同じ場所に分け目を作っていると、そこから髪が薄い状態になってしまうことがあります。
分け目の毛根はつねに踏ん張っているような状態にあり、それが毎日続くということは想像以上の負担になっているのです。
毛根が弱体化するとヘアサイクルにも悪影響を及ぼし、髪はどんどん細く薄くなっていきます。
女性の薄毛の典型といえる状況に陥らないために、早めに対処するようにしましょう。
分け目が女性の髪を薄くするのには理由があります
分け目が女性の髪を薄い状態にしてしまうのには、いくつかの原因があります。
どのようなものがあるのか見てみましょう。
分け目を変えずにいると、毎日同じ毛根にばかり負荷をかけてしまうことになります。
分け目の毛根は踏ん張っているような状態ですが、いつまでも無理がきくわけではありません。
次第に根毛は疲弊し、ヘアサイクルにも悪影響が出ます。
無理な負荷により髪が抜けると、その毛根からは新しい毛が生えにくくなってしまうこともあります。
生えてきたとしても、細く弱々しい毛が少しだけという、いわゆる薄毛になってしまいます。
分け目は頭皮がむき出しになっているばかりか、日焼け止めを塗ることもできないので、紫外線の影響をダイレクトに受けます。
紫外線は皮膚を老化させる大きな原因の一つです。
毛根にある毛母細胞を劣化させ、髪質を弱体化し、抜け毛を促進してしまうのです。
分け目による女性の髪の薄い状態は改善が可能です
分け目による女性の薄毛を改善するには、何よりも髪型を見直すことです。
同じ分け目のままで毎日を過ごすことにより髪が薄い状態になってしまうのを牽引性脱毛症といいます。
真ん中から左右に髪をわけて二つ結び、三つ編みなどにしていると、特に分け目からの薄毛が悪化しやすいので注意してください。
牽引性脱毛症を防ぐには、同じ毛根ばかりに強い牽引力が働かないようにすることが大事です。
毎日分け目を変えるのはもちろんのこと、髪の毛を結ぶ位置をできるだけ変えるようにしましょう。
髪型はできれば毎日違うアレンジにしたいところです。
髪の毛を結ばない日を作ることもおすすめします。
そういった工夫をしても改善が見られない時には、一度ショートヘアにしてみるのもよいでしょう。
いくらロングスタイルが好きでもそのままにしていては牽引性脱毛症を悪化させるばかりということもあるので要注意です。
分け目由来の薄毛対策には注意が必要です
分け目由来の女性の薄毛対策としては、髪型を変えるだけでは不十分という点に注意しましょう。
以下のような、より積極的なアプローチもどうしても必要になってきます。
引っ張られ続けて疲弊した毛根に栄養を行き渡らせるには、まず頭皮を元気にしなくてはいけません。
頭皮マッサージを毎日の生活の中に取り入れるようにしましょう。
耳を包むように親指以外の4本の指を頭部で広げます。
4本の指で円を描くようにして頭頂部までゆっくりとマッサージします。
あまり刺激を与えすぎてもかえって毛根が疲弊してしまうので、1日5分程度にしましょう。
紫外線による毛根へのダメージを防ぐために、外出時には必ず帽子や日傘を使用することをおすすめします。
頭皮用の日焼け止めを使用するのも良いでしょう。
分け目から広がった薄毛は、放置したままで自然に回復することはあまり期待できません。
育毛剤によるケアなどがどうしても必要になります。
「育毛剤はあまり効かない」という声も聞きますが、即効性がないのはヘアサイクルからしても当然のことなので要注意です。
半年は様子を見るようにしてください。
気長にコツコツと使うようにしましょう。
(まとめ)女性の薄い髪は分け目の作り方が原因だった?
毎日同じ場所に分け目を作っていると、そこから薄い髪になりがちです。
分け目の毛根には強い負担がかかっているため、ヘアサイクルを乱し、髪を細く少なくしてしまいます。
固定化した分け目が女性の髪を薄い状態にしてしまうのには理由があります。
一つは根毛に負担がかかることでヘアサイクルが乱れることです。
一方、むき出しのまま紫外線にさらされていることも抜け毛を促進しています。
分け目による薄毛を改善するには、髪型を変えることをおすすめします。
特に真ん中から左右に分けての二つ結び、三つ編みばかりを続けることのないようにしてください。
日々分け目を変えるだけではなく、髪を結ばない日を作るようにしましょう。
分け目が原因の女性の薄毛を解消するには、髪型を変えるだけでは不十分という点に注意してください。
頭皮マッサージ、UVケア、育毛剤などによる積極的なアプローチも必要なのです。
そのまま放置せず、早めに対処しましょう。