2018年01月07日
ヘアケア
カラーが原因で女性でも薄毛になることがありますか?
カラーで使う薬剤は頭皮を傷めることがあります
誰でも簡単にきれいに染められるよう、カラーリングの薬剤は進化を遂げてきました。
美容院だけでなく、安価で手軽にセルフカラーができるようになったので、髪の色を変えておしゃれを楽しむ方も増加しています。
10代後半頃から、季節や洋服に合わせて髪色チェンジを続けている方も多いことでしょう。
しかし、カラーを繰り返すことは毛髪や頭皮にとって激しいダメージを与えます。
カラーリングの薬剤は大きく4つの種類があり、染色の状態や頭皮へのダメージが異なります。
薬剤の効果が強すぎると頭皮が傷つき、かぶれ、湿疹、激しいかゆみなどの症状が起きることもあります。
すると、ダメージを受けた頭皮部分から抜け毛や薄毛が進行してしまうのです。
カラーの薬剤には化学物質が混在しているものも多く、体が拒否反応を起こしてアレルギーを引き起こすケースも報告されています。
染める日の体調や生理周期などでも、人体に与える影響は変わってくるので注意が必要です。
薄毛の進行が気になるようであれば、カラーの回数を減らすことや止めることも選択肢にいれることをおすすめします。
カラーの薬剤には4つの種類があります
ひとことでカラーと言っても、種類や染まり方は薬剤によって異なります。
薬剤の特徴を理解し、頭皮に負担をかけない方法でカラーを楽しみましょう。
- ブリーチ(脱色剤)
- ヘアカラー(永久染毛剤)
- ヘアマニキュア(半永久染毛剤)
- 一時着色剤
髪色を染めるのではなく、髪の色そのものを脱色して明るい色にする薬剤です。
頭皮のダメージが大きく、一度脱色すると永久的に効果が持続します。
髪色を脱色して明るい色にしながら、染色して髪に色をつける薬剤です。
髪の芯部分を染めるため頭皮のダメージが強いです。
3ヶ月程度で色が落ちるので、定期的にカラーをしないと髪色をキープできません。
毛髪の表面を染める薬剤で、髪や頭皮へのダメージが少ない薬剤です。
ただし、色が落ちやすく1ヶ月程度の持続性しかありません。
頻繁にカラーを行う手間とコストがかかります。
顔料などの染色剤で、一時的に髪の表面に色を付着させる薬剤です。
シャンプーで落とせるので、パーティーのおしゃれなどポイントで使う場合に適しています。
カラーによる頭皮のダメージは大きい
染毛剤に含まれる薬剤のなかには化学物質が含まれていて、それが反応することで髪に色が入ります。
- パラフェニレンジアミン(PPD)
- フェニレンジアミン
- アミノフェノール
- パラアミノフェノール
- ピロガロール
- 硫酸パラメチルアミノフェノール など
薬剤の影響で頭皮が炎症を起こすと、そこから抜け毛や薄毛が進行していくことが考えられます。
また、髪染めの最中、薬剤の刺激でアレルギー反応が強くなり、アナフィラキシーショックが起きる場合もあります。
パッチテストを行い、自分の体質やその日の体調で、頭皮にダメージを与えることにならないかしっかりと確認することが大切です。
健康な頭皮のためにアフターケアを
カラーを繰り返すと頭皮にダメージを与え続けてしまい、髪からツヤが失われていきます。
美しい髪のためには、カラーリングを行った際にはアフターケアをしっかりと行い、健康な頭皮をキープするため努力する必要があります。
薬剤やシャンプーの残りがないようしっかりと洗い流し、頭皮の血行を促すためのケアを行うことが大切です。
- 刺激の少ないシャンプーを使う
- 頭皮マッサージを行う
- 頭皮の乾燥を防ぎ保湿する
かゆみやフケ、髪の手触りなど、いつもと違う髪の状態を感じたら、放置せずに頭皮トラブルを疑いましょう。
抜け毛や薄毛が気になる場合は、カラーを止めて早めに皮膚科などの専門クリニックを受診することをおすすめします。
(まとめ)カラーが原因で女性でも薄毛になることがありますか?
カラーを繰り返すと、毛髪や頭皮に激しいダメージを与えます。
薬剤の効果が強すぎると頭皮が傷つき、かぶれ、湿疹、激しいかゆみなどの症状が起き、頭皮部分から抜け毛や薄毛が進行してしまいます。
カラーは、薬剤の種類で染まり方が異なります。
- ブリーチ(脱色剤)
- ヘアカラー(永久染毛剤)
- ヘアマニキュア(半永久染毛剤)
- 一時着色剤
特徴を理解し、頭皮に負担をかけない方法でカラーを楽しみましょう。
染毛剤に含まれる薬剤のなかには化学物質が含まれていて、それが反応することで髪に色が入ります。
薬剤の影響で頭皮がダメージを受けると、抜け毛や薄毛になったりアレルギー反応を起こしたりする場合があります。
美しい髪のためには、カラーリングを行った際のアフターケアを行い健康な頭皮をキープするため努力する必要があります。
薬剤やシャンプーの残りがないようしっかりと洗い流し、頭皮の血行を促すためのケアを行うことが大切です。