2018年02月19日
ヘアケア
秋は髪が抜ける本数が多いって本当?
はい。秋は髪が抜けやすい季節です
髪の生え変わりにはサイクルがあり、個人差がありますが1日平均で50~100本程度、自然に抜けます。
ただし、毎回、決まった数が抜けるのではありません。
髪の生え変わりは季節によって異なり、抜ける数は変わるといわれています。
秋はこれから寒くなる冬に備えて、毛母細胞が入れ替わるため、自然と抜け毛が増えるのです。
しかしそれ以外の原因でも抜け毛が増えてしまう可能性があります。
夏の強い紫外線を受けることは、頭皮だけでなく髪自体のダメージとなることがあります。
また、夏は汗や皮脂の分泌が多くなるため、頭皮が汚れやすくなります。
このような夏に受けたダメージが、時間差で秋に現れたり、秋から冬にかけて乾燥することで更に状態が悪化したりすることも。
ダメージの状態によっては更に多い、200~300本程度も抜けてしまうことがあるようです。
秋の抜け毛は誰にでも起こりえますが、このようなダメージをできるだけ回避することで、必要以上に抜ける毛を最小限に抑えましょう。
夏の紫外線ダメージから守る
顔や手などに、日焼け止めを塗って日焼け対策をしている人でも、頭皮までケアできている人はそう多くはないかと思います。
肌に紫外線があたると、肌の奥に入り込み、細胞が破壊されます。
頭皮に紫外線を浴び続けると、髪の毛をつくる元となる毛母細胞がうまく働かなくなる危険性があります。
髪の毛が抜けてしまうだけでなく、髪の毛そのものが、つくられなくなり、薄毛の原因となる可能性もあるのです。
また、頭皮の中の毛根には、髪の毛を黒くする細胞がありますが、紫外線のダメージによりそれが破壊されることで、白髪が発生するともいわれています。
紫外線は1年中降り注いでいますが、夏は特に、紫外線が強くなる季節です。
抜け毛対策だけでなく、髪を健康的に保つには、帽子を被ったり、日傘を使用したりして、紫外線から頭皮を守る対策をしましょう。
紫外線で受けたダメージが、秋冬の乾燥で更に酷くなる
秋から冬は湿度が低くなり、乾燥します。
頭皮が乾燥すると、皮膚の正常なバリア機能が働きにくくなり、炎症が起こります。
頭皮が炎症を起こすと、フケやかゆみだけでなく、抜け毛も生じます。
また頭皮だけでなく髪の毛自体も乾燥し、キューティクルが剥がれることがあります。
痛んだ髪の毛は細くなり、切れやすくなるため、薄毛の原因になることも。
頭皮の乾燥は、寒さなどで血行が悪くなり、栄養や酸素が十分行きわたらないからである可能性が考えられます。
頭皮の血行を改善するためには、オイル等を使った頭皮マッサージがオススメです。
また、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーを使用することも方法のひとつです。
洗い過ぎは、頭皮にストレスがかかるため、1回のみとし、洗髪後は自然乾燥にせず、すぐにドライヤーで髪を乾かしましょう。
すぐに乾かすことにより、髪の毛の水分を髪に閉じ込めて過乾燥を防ぎます。
頭皮ダメージをケアするために他にできること
頭皮も肌の一部です。
肌荒れと同じように、頭皮のダメージも、偏った食生活や不規則な生活から起きることもあります。
バランスの良い食生活や、十分な睡眠と規則正しい生活は、皮膚の免疫力を高めたり、ターンオーバーを整えたりしてくれます。
特にビタミンAは肌の皮膚を修復し、肌のターンオーバーを促進させる栄養素のひとつです。
ビタミンB1やB2、B6などのビタミンB群は、皮膚や粘膜の発育を促します。
また、髪の毛は、主にたんぱく質で構成されているため、髪にとって良質なたんぱく質を多く含む食品を積極的にとりましょう。
そして、亜鉛は、新陳代謝の向上に必要な栄養素なので、合わせてとることがオススメです。
成長ホルモンが分泌されるのは、睡眠開始30分から3時間が最も多いといわれています。
ぐっすりと良質な睡眠をとるために、消化の悪い食事やカフェインを含む飲料は控えましょう。
(まとめ)秋は髪が抜ける本数が多いって本当?
髪の生え変わりにはサイクルがあり、秋は、これから寒くなる冬に備えて毛母細胞が入れ替わるため自然と、抜け毛が増える季節となります。
夏に受けたダメージと、秋からの乾燥が原因で増えることもあります。
頭皮に紫外線を浴び続けると、髪の毛をつくる元となる毛母細胞がうまく働かなくなる危険性があります。
髪の毛が抜けてしまうだけでなく、髪の毛そのものがつくられなくなり、薄毛の原因となる可能性もあります。
夏は特に紫外線が強くなるので、紫外線から頭皮を守る対策をとりましょう。
秋から冬の乾燥で頭皮や髪の毛も乾燥し、ダメージを受けることがあります。
オイル等を使った頭皮マッサージや、アミノ酸系シャンプーを使用することで、乾燥を防ぎましょう。
洗い過ぎは頭皮にストレスがかかるため1回のみとし、洗ってすぐにドライヤーで髪を乾かしましょう。
肌荒れと同じように頭皮のダメージも、偏った食生活や不規則な生活から起きることもあります。
バランスの良い食生活や、十分な睡眠と規則正しい生活は、皮膚の免疫力を高めたり、ターンオーバーを整えたりします。