2018年02月21日
ヘアケア
間違ったコンディショナーの使い方で髪が抜けることはある?
はい。頭皮の炎症を招いて抜け毛の原因になることがあります
ヘアケア製品の1つであるコンディショナーは、メーカーによって「リンス」、「コンディショナー」などと呼び名が変わりますが、どちらも一般的に、髪の表面に保護膜を張ることを目的として作られています。
髪に保護膜を作ることで、外部からの刺激に強くなるだけではなく、髪のすべりがよくなり、乾燥によるパサつきも抑えることができます。
見た目や触った感触もよくなるので、シャンプーを使ったあとに「リンス」などコンディショナーを使う方が多いのではないかと思います。
最近はコンディショナーの中にも、髪の毛の内部に成分を浸透させ、髪の傷みを補修するなど、トリートメントの効果を持つものも多く存在するようになりました。
しかし、間違った方法でコンディショナーを繰り返し使用していると、頭皮や毛根を傷めてしまい、抜け毛の原因となってしまうことがあります。
意外と知らない、コンディショナーなどヘアケア製品の正しい使用方法をこの際しっかり覚えて、頭皮トラブルを防止しましょう。
頭皮は顔の肌の一部です
忘れがちですが、頭皮は顔の皮膚と1枚の皮でつながっています。
頭皮は、顔の皮膚と同じような性質を持っていて、乱暴に扱ってしまうと、すぐに傷がついてしまうのです。
頭皮を洗ったりマッサージしたりする場合は顔を触るのと同じように、優しく扱いましょう。
1日に何度も洗髪を行うなど過度な頭皮ケアは、水分が過剰に失われ、乾燥などのトラブルの原因となります。
また、刺激の強いヘアケア製品は、頭皮への刺激も強いため、注意が必要です。
洗浄力の強いシャンプーは、頭皮の炎症を引き起こす可能性があります。
スタイリング剤も、頭皮に刺激を与えたり、きちんと落とさないと毛穴が詰まったりするなどトラブルを招くことも。
自分の頭皮の状態や性質を考えて、シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア製品を選ぶことが大切です。
髪の保護や補修目的のコンディショナー剤は、直接髪へ
シャンプー剤は、健康な頭皮の状態を保つために頭皮についた皮脂を落とすことが一番の目的です。
髪や頭皮には、原液を直接つけずに、手のひらでよく泡立ててから使います。
洗うときは、けして爪を立てず、指の腹で優しく頭皮をマッサージするようにしましょう。
皮脂の多い頭頂部や前頭部、忘れがちな耳の後ろなどもしっかり洗いましょう。
髪を保護する目的のあるコンディショナーや、髪のダメージを補修する目的のトリートメントは、頭皮ではなく「髪」になじませなければ意味がありません。
頭皮にはつけずに、毛先から毛髪全体になじませましょう。
正しい洗髪方法を身につけましょう
抜け毛対策のためには、ヘアケア製品の正しい使用方法を身につけておくことも肝心といえるでしょう。
洗髪方法を改善して頭皮や髪のトラブルをなくし、抜け毛を防ぎましょう。
- 髪をぬらす前に、絡んだ髪をほぐし、髪についたほこりを取り除くため、ブラッシングします。
- ぬるま湯だけで1分程度、髪を洗い流しましょう。
更に余計なほこりなどが取り除かれ、洗髪しやすくなります。 - しっかり泡立てたシャンプーで頭皮を洗います。
爪を立てず、指の腹で頭皮をマッサージするようにします。
コンディショナーやトリートメントは頭皮にはつけず、毛先から毛髪全体になじませます。 - 洗い終わったら、ぬるま湯で、全体をしっかりすすぎます。
髪の生え際や、後頭部などに残りがちなので、丁寧に洗い流しましょう。
洗い流すべきヘアケア剤が残っていると、毛穴が詰まり、雑菌が増殖する温床になります。
(まとめ)間違ったコンディショナーの使い方で髪が抜けることはある?
コンディショナーは、髪に保護膜を作ることを目的に作られています。
間違った方法で繰り返し使用していると、頭皮や毛根を傷めて抜け毛の原因となってしまうことがあります。
ヘアケア製品の正しい使用方法を覚えて、頭皮トラブルを防ぎましょう。
頭皮は、顔の皮膚と1枚の皮でつながっていて、乱暴に扱ってしまうとすぐに傷がついてしまうため、顔を触るのと同じように優しく扱いましょう。
自分の頭皮の状態や性質を考えて、シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア製品を選ぶことが大切です。
シャンプーは、頭皮についている皮脂を落とすことが一番の目的です。
髪の保護目的のコンディショナーや、髪のダメージを補修する目的のトリートメントは、頭皮にはつけずに、毛先から毛髪全体になじませましょう。
抜け毛対策のためには、ヘアケア製品の正しい使用方法を身につけておくことも肝心です。
洗髪方法を改善して頭皮や髪のトラブルをなくし、抜け毛を防ぎましょう。