2018年02月25日
ヘアケア
ブラッシングは髪が抜ける原因になるの?
あやまった方法のブラッシングは抜け毛の原因になります
正しいブラッシングには髪の健康維持に欠かすことのできない効果があります。
単に髪の毛の汚れやホコリをとるだけではありません。
頭皮の血行を促し、栄養の運搬をよりスムーズにする効果、皮脂を髪全体に行きわたらせて、髪にうるおいやハリ、ツヤを与える効果があるといわれています。
しかしあやまった方法のブラッシングは逆効果。
あやまったブラッシングは頭皮にダメージを与え、抜け毛を促進してしまう原因にもなってしまいます。
ブラッシングを行うべきタイミングを知ることも大切です。
朝起きたとき、シャンプー前、そして就寝前がよいといわれています。
正しいブラッシングはタイミングが大切です
ブラッシングは、1日3回ほどで十分です。
具体的には、朝起きたとき、シャンプー(入浴)前、そして就寝前がよいといわれています。
入浴前にブラッシングを行ってからシャンプーをすることで、皮脂の汚れを落ちやすくし、無駄な抜け毛を防ぐ効果があるといわれています。
逆に、シャンプーのあと、濡れたままの状態でブラッシングを行うとキューティクルを傷める原因になります。
ブラッシングは必ず乾いた状態で行うことが大切です。
シャンプー直後のブラッシングは、できるだけ控え、就寝前に行うとよいでしょう。
ブラッシングを行う習慣は洗髪の習慣がなかったころからあったといわれています。
シャンプーの回数が増えた現在では、必要以上にブラッシングを行う必要はないと考えられています。
より効果を高めるためにはブラシの選び方や加減も大切です
抜け毛予防のためにはブラシはクッション性があり、目が粗くないものを選ぶとよいでしょう。
静電気が起きやすいものは控えましょう。
ブラシには、さまざまな種類があります。
ツゲや竹といった天然素材、イノシシ、豚、馬などの獣毛を使ったブラシ、シリコンやナイロンなどプラスチック素材と、3つのカテゴリーがあるといわれています。
特に頭皮のマッサージをメインに行う場合には、痛いと感じない素材を使うようにしましょう。
ブラッシングのときの力加減も重要です。
頭皮へのダメージは、抜け毛や薄毛の原因になることがあります。
いたわりながら優しく行いましょう。
髪の流れをよりスムーズにし整えることが目的なのか、頭皮マッサージをメインに行いたいのか、その目的によっても、より適切なブラシは異なります。
ブラッシングの目的や、肌のタイプ(敏感肌や静電気の起きやすさなど)よってブラシを使い分けてもよいでしょう。
ブラッシングで抜け毛や毛先をチェックすれば、髪の健康維持に
毎日のブラッシングやシャンプーは、髪の健康状態をチェックするチャンスです。
ブラッシングの際は、抜け毛の状態や、抜け毛の量の増減に目を配りましょう。
抜け毛を捨てる前にぜひ、毛根の状態を観察してみてください。
正常な毛根は、白くぷっくりとしてふくらみがあり、マッチ棒のような形をしています。
毛根の色や形に変化がないかチェックする習慣をつけましょう。
またブラッシングの際に、頭髪の状態のチェックも忘れずに行ってください。
髪の毛全体にボリュームがなくなった、髪が細くなり色も薄めになったなど、女性男性型脱毛症(FAGA)などの症状の早めに気づきにつながります。
髪の健康を維持するうえで大切なのは、継続して観察し、変化に気づくことができるようにすることです。
毎日のブラッシングにセルフチェックタイムを取り入れて、髪の健康維持に役立ててみてください。
(まとめ)ブラッシングは髪が抜ける原因になるの?
正しいブラッシングには頭皮の血行促進、髪にうるおいやハリ、ツヤを与える効果、髪の毛の汚れの除去など大切な役割があります。
しかし、あやまった方法のブラッシングは、頭皮にダメージを与え、抜け毛を促進する可能性があります。
ブラッシングは1日3回(朝起きたとき、入浴前、就寝前)に行いましょう。
シャンプーのあとなど濡れた状態でブラッシングを行うことは控えましょう。
髪のキューティクルを傷めてしまいます。
ブラシはクッション性があり、目が粗いもの、静電気が起きにくいものを選びましょう。
またブラッシングの際は、優しくいたわるように行ってください。
ブラシは主に3種類。
肌のタイプやブラッシングの目的によって使い分けてもよいでしょう。
毎日のブラッシングの際に、抜け毛や頭髪の状態のチェックを行う習慣をつけるとよいでしょう。
抜け毛の量の増減、毛根の色や形の変化、頭髪のボリュームや毛先の状態などをチェックして、髪の健康維持に役立ててください。