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2020年08月27日

ヘアケア

髪にとっても、喫煙はNG!

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こんにちは!サンプライズお客様サポートスタッフNです。

来月は敬老の日が控え、そろそろ何を贈ろうかとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は今回、より喜んでもらえるようなことがしたいと考えております。コロナ禍の中、帰省ができないため寂しく思っていたり、不安で思うように生活を楽しめてない部分もあったりするのではと思っているからです。電話や手紙、プレゼントなど積極的にしてみようと考え中です。みなさんも、おじいちゃん、おばあちゃん、ご両親などに、元気一杯になってもらえるような敬老の日になると良いですね!

さて今回は、美髪ケアについてただいま勉強中のわたくしスタッフNが、「髪と喫煙の関係」についてお話しさせていただきます。

 

喫煙は髪にも影響を及ぼす

喫煙による体への悪影響はご存知の通りだと思いますが、髪に対しても、やはりよくありません。そのわけをご説明しますので、これを機に禁煙を心がけて頂けると幸いです。

 

血流の低下

喫煙の習慣は、抜け毛や薄毛の要因の一つである、血流低下を引き起こすと言われています。

血流低下は、喫煙によって体内に吸収される成分(ニコチンやタール)が、頭皮の末梢血管を収縮させるため、発生するそうです。髪の元となる毛母細胞は、血液によって運ばれる栄養や酸素などを取り込み、髪を成長させると言われているため、血流が低下すると、それらの供給が不足し、抜け毛や薄毛につながってしまうというわけです。

また、喫煙での血流低下は、他人の喫煙による受動喫煙でも起こることが分かっているそうなので、注意しましょう。

 

活性酸素の発生

また、喫煙での活性酸素の発生も見過ごせない点です。活性酸素とは、強い酸化作用を持つ酸素のことです。体内に細菌やウイルスが侵入した際、それらを殺菌する役割を担っており、人間が健康を維持する上で欠かせないものであると言われています。ただし大量に発生してしまうと、鉄が酸化してサビつき、ボロボロになるように、体内でも酸化が起き、そして細胞を老化させてしまうのだそうです。

喫煙の場合、タバコを吸うと、毒素を中和しようと、白血球が大量の活性酸素を発生させてしまうようです。さらに、この中和のために、抗酸化物質(酸化を抑える作用を持つビタミンCなどの物質)もどんどん使われてしまうとのこと。つまり、喫煙の習慣は、酸化を促す活性酸素を体内に増やすだけでなく、酸化を抑える抗酸化物質をも減らしてしまうという事態を招くのです。

その結果、体内の老化が促進されるという望ましくない状態に。やはり、この老化は髪でも起こるそうで、ボリュームダウンしていったり、白髪が増えていったりという自然な老化現象を、喫煙を続けることにより、早めてしまいかねないとのことです。

 

禁煙外来の利用も有効

ある育毛クリニックの、喫煙習慣のある患者さんたちの中には、タバコをやめることで「ストレスが増える」「太ってしまう」ということを懸念される方もいらっしゃるそうです。そのクリニックのドクターは言います。「確かに、髪にとってストレスも肥満も決して歓迎できるものではありません。しかし、喫煙はそれに輪をかけて、髪にも体にも悪影響を与えるものです。やはり抜け毛や薄毛が気になるようなら、タバコはきっぱりとやめたほうがいいのです。」

今、禁煙をサポートする「禁煙外来」を設置している医療機関も増えているそうです。条件を満たせば保険治療も可能とのこと。なかなか自分ではやめられないという方も少なくないと思いますので、こうしたサポートを利用してみるのもよいでしょう。美髪のため、そして体のため、まずはタバコと縁を切ることをおすすめします。

参考文献:『髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている』学研プラス 浜中聡子 著

スタッフ

お客様サポート

美ルート・オンラインショップのスタッフです。

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