2020年11月26日
ヘアケア
カラーリングとの付き合い方
こんにちは!サンプライズお客様サポートスタッフNです。
今年も大掃除シーズンが近付いて参りました。面倒くさがりの私は、なかなかおっくうに感じることでもあります。しかし最近、ネット記事などを参考に、普段から掃除しやすいように、汚れにくいように取り組んでいるためか、幾分かマシな気持ちです。「棚上に置くモノを最小限にする」「床にモノを置かない」ことを主に意識しています。ホコリ掃除のしやすさや、掃除機のかけやすさが違います。みなさまもぜひ、大掃除前に習慣にしてみて下さい!
さて今回は、美髪ケアについてただいま勉強中のわたくしスタッフNが、「カラーリングとの付き合い方」についてお話しさせていただきます。
カラーリングは決していいものではない
カラーリングを日常的に行っている方は多くいらっしゃることでしょう。ある程度のご年齢になると、どうしても白髪が気になってきてしまうため、しないわけにはいかないとお考えの方もいらっしゃると思います。髪にはよくないのだろうと思いつつも、やめられずにいる方も多いのではないでしょうか。
実際に悪い影響はあります。あるドクターは、若い頃からカラーリングを繰り返してきた人たちは、加齢とともに毛が細くなったり、退行したりする傾向があるように感じているそうです。美髪のためには、やはりカラーリングの面においても、できるだけダメージを少なくすることが大切です。
カラーリング剤を知る
カラーリング剤についてご説明します。大きく分けて3種類ありますので、特徴を知っておきましょう。
①ヘアカラースプレー:髪用の染料をスプレー容器に入れたもの。黒や茶色といったベーシックな色ばかりでなく、赤や緑、金といった華やかなものも。一時的に色を付着させるもののため、髪への負担は少ないが、使用後には、しっかり洗髪して洗い流すことが大切。
②ヘアマニキュア:爪にマニキュアを塗るように、髪表面に色を載せる染毛料。カラーの継続時間は2~3週間程度と短めで、頭皮への負担は少なめ。ここ数年増えてきているヘアカラートリートメントも、この原理を利用したヘアマニュキアのひとつ。
③ヘアカラー:きれいに染まる半面、髪や頭皮への負担が強烈。強力なアルカリ性の薬剤でキューティクルを開いて、もとの色素を脱色し、人工的な色素を入れるという方法でカラーリングする。薬剤が強力なため、過度に繰り返すと、髪がツヤやハリを失う、毛髪そのものが細くなるなどの原因になりうる。また、ヘアカラーをして数日が経っていても、頭皮に色素が残っていることが多く、頭皮にとって大きな負担になっているといえる。
負担を少なくするための工夫は、頻度を減らすこと
以上のように、カラーリングでは少なくとも負担が生じるので、継続的に続けていく場合には、「頻度」を減らしていくことが重要といえます。下記のような工夫を実践してみましょう。
①全体を短期間で繰り返し染めるのではなく、新しく生えた根元の部分だけを染める「リタッチ」を利用する
②カラーリングや白髪染めは、多くとも月1回程度の頻度に抑え、その間に前髪などの白髪が気になった際は、ヘアマニュキアなど負担の軽いものを利用する
③白髪を上手に生かす方法を身に付ける
髪色は確かに気になるところです。しかし、髪の健康を損ないすぎては、悩みが増える一方です。カラーリングとは上手に付き合っていきましょう。
参考文献:『髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている』学研プラス 浜中聡子 著