2021年06月29日
ヘアケア
呼吸を整えて美髪!
こんにちは!サンプライズ店長代理・お客様サポートスタッフのNです。
大分気温が上がってきて、冷たいものが美味しくなる季節がやってきました。私も、食後のデザートにアイスを食べることがつい多くなり…。しかし改めて考えると、そもそも体を冷やすことは体の不調のもと。アイスも例外ではないのですよね…。毎日ではなく、何日かおきに食べることにしました。色々と誘惑は多いものですが、何事も、リスクについてもしっかり知っておかなければいけませんね。
さて今回は、毛髪診断士でもあるわたくしスタッフNが、「美髪育成につなげる呼吸法」についてお話しさせていただきます。
美髪のためにはストレスケアを
仕事、家庭、気候など、様々な原因により、日々ストレスに悩まされている方は多いかと思います。気候の面ですと、今年も暑い夏がやってきます。猛暑が連日にもなると、気が滅入ってきますよね。ストレスは髪の大敵ですので、美髪育成のためには、ストレスケアをしていくことも大切です。今回は、「自律神経」を整え、少しでも気持ちをラクにして、美髪育成につなげる「呼吸」についてご紹介します。
自律神経とは?
まず、自律神経についてご説明します。全ての内臓器官(特に血管)をコントロールしている神経で、交感神経と副交感神経で構成されています。交感神経の働きが上がると、体がアクティブな状態に、一方で、副交感神経の働きが上がると、体はリラックスした状態になります。交感神経と副交感神経の両方が、高いレベルで安定している状態の時、わたしたちの体や心はベストな状態で働きます。しかしバランスを崩してしまうと、体や心に悪い影響を及ぼしてしまいます。自律神経を整え、質のいい血液を行き渡らせて、体や心の状態をよりよく保つことで、結果的に健やかな美髪を育むことにつながるのです。
呼吸で自律神経を整える
自律神経を整える方法の1つとして、今回は「呼吸」にクローズアップします。呼吸というと、最近はヨガなどが人気ですので、すでに注目されている方もいらっしゃるかもしれません。
人間にとって呼吸は、唯一、自分でコントロールできるライフラインと言われています。腸や血管は、意識して動かせないのに対して、呼吸は自分で意識することで、速くもゆっくりも、浅くも深くもできます。意識的に自律神経を整えるために、呼吸は大切な運動なのです。
自律神経を安定させるための呼吸は、「ゆっくり、深く」することが理想的とされています。しかし、今はストレス社会の影響からか、多くの場合は交感神経が優位になり、呼吸が速く、浅くなっているそうです。また、自律神経を高いレベルで整えるためには、副交感神経の働きが欠かせませんが、男性では30歳、女性では40歳を境にして、その働きが大きく低下してしまうのだそうです。
今こそ、「ゆっくり、深い」呼吸を取り入れ、副交感神経の働きを上げることが大切です。
1:2(ワンツー)呼吸法で美髪
それでは、副交感神経の働きをよりよく高める、とても簡単な呼吸法をご紹介します。「1で吸って、2で吐く」、つまり「1:2(ワンツー)」の呼吸法です。具体的には、3~4秒間くらい鼻で吸って、口をすぼめて6~8秒間で口からゆっくり吐きます。特に吐く時は、できるだけゆっくりと長く意識して吐きましょう。
この呼吸法は、とてもシンプルで、仕事の合間でも通勤の電車の中でも、いつでも都合のいい時にできることが魅力です。「1日3分間」を目安に継続しましょう。浅くなりがちだった呼吸がゆっくり深いものに変わり、自律神経のバランスが見違えるようになってくるそうです。心身の調子もよくなり、きっと健やかな髪の毛が育ってくるでしょう。
参考文献:『「これ」だけ意識すればきれいになる。 自律神経美人をつくる126の習慣』幻冬舎 小林弘幸