2017年06月20日
ヘアケア
女性の髪が細い原因と対策は?
女性の髪が細い原因は様々でそれぞれに対策があります
女性の髪が細い原因は様々です。
まずは遺伝的なもので、もともと髪が細い体質を親から受け継いでいるケースです。
そのほかは後天的なもので、女性ホルモンが減少した、血行不良の状態が続いている、加齢などといった要因があります。
自分の髪が細い原因はどれで、それに見合った対策をするためには何がいいかを考えましょう。
放置していると薄毛になってしまう恐れもあります
髪の細い状態を「大したことない」と思ってそのまま放置している人もいるでしょう。
しかし放置していると、どんどん髪がやせてしまう恐れもあります。
すると、髪のボリュームがどんどん失われてしまい、薄毛のような感じになってしまうかもしれません。
髪を分けている人は、分け目がどんどん目立つようになってしまう、地肌が透けて見えてしまう状態になる恐れも出てきます。
髪が薄くなってしまうと、男性以上に女性にとっては深刻な悩みになるでしょう。
またそこまで深刻にならなくても、髪が細いとヘアスタイルがなかなか決まらなくなるはずです。
髪を立ち上げようと思っても、髪がやせているとなかなか思っているように髪型が作れなくなります。
何とかヘアスタイルがまとまったとしても、しばらくするとすぐに髪がヘタってしまうことも考えられます。
もし髪がやせていたり、細くて困っているのであれば、早めに対策を講じた方が良いでしょう。
髪が細いのはコルテックスの量が関係しています
人によって丈夫で太い髪の方もいれば、細い髪の方もいます。
この髪質を決定する要因として、コルテックスがあります。
コルテックスとは日本語では「毛皮質」と呼ばれ、髪の色や弾性、髪質を決める部位です。
毛幹部というところにコルテックスはあるのですが、毛幹部は私たちが普段目にしている、頭皮の表面から外に出ている髪の部分です。
髪の中に含有されているコルテックスの量が多ければ、髪は太くなります。
反対にコルテックスの量が少ないと、細くて柔らかい髪になる傾向が見られます。
ちなみに髪質を人種別で比較すると、若干傾向に違いが見られます。
日本人女性の髪の太さの平均は0.08mmといわれています。
しかし欧米人女性の髪の太さの平均は0.05mm程度とされています。
ですから日本人は欧米人と比較すると、髪が太い傾向が見られます。
髪を太くするには日ごろのケアが大切です
髪を太くする対策はいくつかあります。
まずは頭皮の血行を促進することがあげられ、そのためには日ごろの生活習慣を見直すことが大切です。
睡眠をしっかりとる、栄養バランスのとれた食生活を意識することです。
そのほかには頭皮マッサージも効果を期待できます。
シャンプーをしているときに頭皮をマッサージすることで血行が促進され、髪の成長に欠かせない栄養分の供給がスムーズになります。
マッサージをするのであれば、指の腹を使って頭皮に圧を加えていくようなイメージで実践すると良いでしょう。
また、育毛サプリメントを摂取する方法も手軽にできておすすめです。
髪の成長に栄養素は欠かせませんが、仕事などで忙しいとなかなか食事だけで育毛に必要な栄養分は摂取できないかもしれません。
サプリメントであれば、水と一緒にどこでも摂取できるため毎日続けられるはずです。
もし髪を太くしたいのであれば、ノコギリヤシやミレットエキスなどの配合されているサプリメントを買い求めるといいでしょう。
ただし、ノコギリヤシは赤ちゃんに影響を与える可能性があるため、妊娠・授乳中の方は控えるよう注意してください。
また、ストレスをため込みすぎないことも髪を細くしないための対策になります。
毛母細胞はストレスなどに対して敏感で、すぐに影響が出るといわれています。
ストレスを全く感じない生活は現代社会では難しいでしょうから、ストレス解消方法を作ることです。
1日30分程度、自分の好きに使える時間を作り、リラックスするように心がけてみましょう。
(まとめ)女性の髪が細い原因と対策は?
女性の髪が細い原因には先天的なものと後天的なものとがあります。
自分の場合はなにが原因なのかを理解して、それに合った対策を講じることで髪をボリュームアップできるでしょう。
女性の髪が細い場合、どうしたらいいかわからないで手をこまねいているという人もいるでしょう。
しかしそのまま放置していると、髪のボリュームが失われ、薄毛になってしまう恐れも高まります。
髪の太い細いを決める要因として、毛幹部という目に見える部分の髪に含まれるコルテックスの量が関係しています。
コルテックスの量が多ければ髪は太くなり、量が少ないと髪は細くなってしまいます。
髪が細くならないようにするためには、日ごろのケアが大切です。
生活習慣を見直す、頭皮マッサージをする、ストレスをため込みすぎないようにリラックスできる時間を作るなどの対策を心がけましょう。