2017年06月30日
ヘアケア
女性の髪はどのくらいの頻度で洗うのが良い?
髪を洗うベストな頻度はその女性の髪質によって違います
近年、入浴時に体を洗うために、粗い目のタオルでゴシゴシと洗うのは皮膚によくないという情報が男性の間でも女性の間でも広まってきているようです。
モデルの多くがボディーソープを手につけてやさしく洗うだけなどの情報も広まっており、一般の人の間でもそれを真似している人が多いようです。
髪の毛に関しても同じような意見を持つ人が多く、毎日洗わないほうが髪の毛の健康のためには良いという人もいます。
一日に二回以上洗髪するのは、髪の毛や頭皮にとってデメリットが多いという意見が多いようです。
理由としては洗いすぎると逆に頭皮が乾燥肌になってしまい、フケや炎症などを誘発する結果になる可能性があるためです。
洗い過ぎが頭皮を乾燥させてしまうことがあります
夜に入浴したりシャワーを浴びてその時に髪の毛も洗うというのが一般的なパターンだと思います。
しかし、人によっては朝シャンプーで髪を洗い、夜も髪を洗うという人がいるかもしれません。
他にも汗をかきやすい人や汚れやすい環境で生活しているために、一日に二回以上髪を洗うという人もいるでしょう。
そうした洗髪が日常的に続いているとどうしても頭皮の皮脂が足りなくなり、頭皮表面のバリア機能が失われる結果になる可能性があるようです。
洗い過ぎがかえって頭皮の乾燥を招き、頭皮のトラブルを誘発する結果となってしまうのです。
清潔を保つために髪を一生懸命洗っているのにそんな結果になってしまっては悲惨です。
頭皮の皮脂バリアが不足してしまうと、雑菌が繁殖しやすい土壌を作ることにつながってしまいます。
そうするとそれが臭いの原因にもなってしまうのです。
「かなり頻繁に髪を洗っているのに頭皮から臭いがするのはなぜ?」と思っている人はこうした原因を疑ってみると良いかもしれません。
日本は世界でも特に洗髪頻度が高い国といわれています
シャワーや入浴の回数、そしてその際の洗髪の頻度というのは文化によってかなり違いがあります。
シャワーを浴びるだけでお湯に浸かるということ自体少ない国もあります。
しかし、シャワーや入浴の回数が多くても、髪を洗うのは二日に一回、または三日に一回くらいという国も珍しくはないようです。
そのため、日本人のように多くの人が毎日きっちり髪の毛を洗うというほうが世界的に見ると珍しいのかもしれません。
また、頭皮を含め肌の特徴や強さも人種や地域によってかなり差があるものです。
日本人の肌は刺激に弱く、乾燥しやすいともいわれているため、洗髪頻度が高いことで頭皮トラブルを招く確率が高くなる可能性はあるでしょう。
頭皮の皮脂と聞くと基本的に良くないものという印象を持っている方が多いと思います。
もちろん、多すぎる皮脂はトラブルの元となりますが、ある程度の皮脂は頭皮を守るために必要なため、洗髪によってそれらを洗い流しすぎてしまわないように注意しましょう。
自分に合った洗髪頻度を見つけよう
適切な洗髪頻度というものは人によって違いがあるはずです。
汗をかくようなライフスタイルではなくても、長年の習慣で毎日シャンプーで髪の毛を洗わないとスッキリしなくて気持ち悪いという人も少なくないはずです。
基本的に一日一回の洗髪であればそこまでマイナスな影響が出ることは少ないといわれています。
しかし、毎日きちんと洗髪しているのに頭皮のトラブルや髪の毛の元気が少ないようであれば、少し髪を洗う頻度を落としてみて、自分に合った頻度を見つける努力をしてみると良いかもしれません。
環境や生活スタイルゆえに一日に複数回シャワーを浴びて髪も洗いたいという方は、なるべく刺激の少ないシャンプーを使用したり、髪の毛もすすぐだけに留めたりするなどの工夫をしましょう。
(まとめ)女性の髪はどのくらいの頻度で洗うのが良い?
体も髪の毛も洗い過ぎないほうが良いという意見を聞いたことがあると思います。
髪の毛のキューティクルを保ち、頭皮を健全な状態に保つためには一日に二回以上は洗い過ぎだという意見もあります。
日本人には毎日髪の毛を洗う習慣がついている人が多いですが、なかには一日に二回以上シャンプーをするのがたり前になっている人もいるかもしれません。
しかし、洗い過ぎは頭皮の乾燥を招き、髪や頭皮のトラブルを招く結果となるかもしれません。
世界と比較してみても日本はかなり洗髪頻度が高い国のようです。
事情はそれぞれ異なりますが、あまりに髪を洗い過ぎると頭皮を守ってくれるはずの皮脂まで洗い流してしまう恐れがあるのです。
その人に合った洗髪の頻度というものがあります。
毎日きちんと洗っているのに髪の毛のトラブルが絶えないという人は、少し洗髪の頻度を落として様子を見てみるというのもひとつの方法です。