MENU

2015年09月18日

ヘアケア

女性の薄毛/白髪は抜く?切る?

YUKA862_megane15205354-thumb-815xauto-18585

朝の通勤中、電車が恵比寿駅へ停車したときのこと。

乗車してきた女性に、
ドーンと肩で押されてびっくり。

(!?)「あ、ごめんなさい(立ち位置が悪かったのかしら)」

と、そちらを振り向いたところ、
ドーンと目に飛びこんできたのが
シャネルのサングラス。

おお・・・眩しい・・・

 

まわりの乗客とは明らかにオーラの違うそのお方。とても美人な雰囲気です。

 

見てはいけない、見てはいけない・・・

と思いつつも、

私の右目が勝手に・・・彼女をチラチラ観察してしまうわけです。

 

すると、
シャネルのバッグ、シャネルのバングル、シャネルのネックレス・・・

おおお!
これが噂の「シャネラー」か!すごい!

なんとネイルまでシャネル柄!

 

ちょっとやりすぎ感あるけど、キレイだな~、なんて
ぼんやり思っていました。

 

そんな時に、わたしの前の座席が空いたのですが
私はもうすぐ降りるので、他の方に・・・

と思ったのも束の間、これまた

「ドーン!」と肩で押されて、その方が着席。

 

す、すみませんでしたぁぁぁ!どうぞどうぞ!

 

目の前に着席されてしまった日には、わたしの好奇心はおさまらず、

今度は真正面(真上?)からじっくりと観察する私。

 

その時です。

その方の「髪の分け目」に、見てはいけないものを発見してしまったのです。

お察しでしょうか。

白髪です。

 

人様のことなのに、強烈なショックを受ける私。

仕方がないけど・・・・・そうだけど・・・。涙

こんなに綺麗にしているのに、この1本だけで台無しではないですか・・・。

 

 

白髪の破壊力を思い知った朝でした。

女泣かせの白髪・・・今日のテーマは「白髪」でいきます。

 

 

女性用の育毛サプリメントを取り扱っているという仕事柄、
白髪のことも良く聞かれるので

よくあるご質問を紹介しながら、白髪について
お話しようと思います。

 

Q1:白髪って、抜いた方がいいの?切った方がいいの?

 

これは、本当に良く聞かれます。

もともと、髪の毛の黒い色というのは、
毛母細胞にある「メラノサイト」という細胞がつくりだす
メラニン色素の色です。

加齢現象などにより、このメラノサイトの働きが悪くなることで
メラニン色素を作り出せなくなり、
白髪になります。

 

基本的には、毛根のメラノサイトが弱っている以上
抜けたあとに生える髪も白髪なので、
残念ながら抜いても治ることはありません。

また、無理に抜くと毛根が傷つくので、次に生えてくる白髪が
うねったりします。

うねった白髪は、他の髪の毛から浮いて出てきやすいですよね?
なので、切る方が良いでしょう。

 

 

Q2:白髪は抜くと増えるの?

Q1でご説明したように、
白髪は、その毛根にあるメラノサイトの働きが弱ることによるものです。

抜いたからといって、その周辺の毛根にまで
悪影響を及ぼすことはありません。
なので、抜いたから増えるということはありません。

しかし、Q1にあるように、

次に生えてくる白髪がうねってしまうことで
目立つようになり、増えたように感じることは、あるかもしれません。

 

 

Q3:白髪って遺伝なんでしょう?どうしようもないのかしら。

これは半分正解で、確かに白髪は遺伝的な要因が強いと言われます。

しかし、遺伝子的にその傾向を持っていても、
実際に白髪が出やすいかどうかには、本人の生活習慣(特に食事)も深く関係します。

どうしようもない、とあきらめずに、
食事の内容には気を配るようにしましょう。

 

Q4:白髪って、ストレスが原因なんでしょう?

これは良く言われていることですが、実際には科学的根拠がなく
はっきりしていないようです。

白髪が気になり始めるのは40代以降が多く
この時期は、仕事でも責任ある地位に立ったり、
子供が反抗期になったり、両親が心配な年頃になったりと
色々なストレスを感じやすい時期。

そのため、ストレスと関連づけられて語られることが多くなったのでは、
と言われています。

 

—————————————-

こんなところでしょうか^^

 

冒頭のシャネル姫のように、髪の印象が与えるインパクトって大きいので、
ほんとうに頭を悩ませますよね。

 

白髪や薄毛は、一朝一夕で治せるものではないので
焦っていると、
向き合う事さえも、つらくなってしまうと思います。

 

でも、5年後の見た目年齢が、+10歳なのか、-10歳なのかを
決めるのは
毎日の積み重ね、これに他なりません。
ダイエットと同じですね。

 

5年後も女性としてのキレイを楽しみたいなら、
バックや洋服に投資するだけじゃなく
体の内側にも手間ひまをかけて、投資を続けるようにしましょう♪

元井 里奈

毛髪診断士/取締役

ボロボロの汚髪から脱出。 髪を愛する髪マニア。

\ この記事をシェア /

pagetop