2022年10月13日
ヘアケア
美髪にNG!毎日の習慣
季節柄ということもあってか、さつまいもスイーツが気になる今日この頃。スーパーやパン屋で購入して楽しんでいますが、「お芋スイーツ専門カフェ」なるものを最近知りました。訪れることを今秋の目標にしています!
皆様も、過ごしやすいこの季節、それぞれの秋をお楽しみ下さいね♪
さて今回は、「美髪にNGな習慣」についてお話しさせていただきます。
NG習慣でダメージを与えていませんか?
美髪にはケアの積み重ねが大切です。しかし、何気なく習慣にしていることが日々ダメージを与えてしまっていることも…。今回は、そのようなNG習慣を3つご紹介しますので、美髪ケアにお役立ていただければ幸いです。
喫煙は髪にとってもNG
まずお止めいただきたいのは、喫煙の習慣です。タバコの煙には非常に多くの有害物質が含まれていると言われています。体への影響は皆さんもご存じの通りですが、髪にとってもやはりよくはありません。
髪への悪影響の一つは、血流低下による栄養不足です。髪の毛のもととなる細胞は、血液から運ばれてくる栄養や酸素などを取り込んで、分裂をくり返し、髪の毛を成長させていきます。
しかし、喫煙によって体内に吸収されるニコチンやタールは、頭皮の末梢血管を収縮させ、血流低下を引き起こしてしまいます。そうなると血液からの栄養が十分に髪の毛へ行き渡らなくなるため、抜け毛や薄毛につながるおそれがあるのです。
もう一つの悪影響は、活性酸素の発生による老化です。活性酸素は、強い酸化作用を持った物質です。体内に細菌やウイルスが侵入した際、それらをやっつける役割を担っており、健康維持のためには欠かせないものです。
ですが、体内で大量に発生してしまった場合にはわけが違い、細胞の老化を招いてしまいます。喫煙時がそれにあたり、タバコを吸うと、タールなどの毒素を中和させるために、白血球が大量の活性酸素を発生します。
そして体内の老化が促進され、髪にまでも影響してしまうのです。
通常は年を重ねていくにつれ、だんだん髪がボリュームダウンしていったり、白髪が増えてきたりするものですが、喫煙習慣によって、このような老化現象を早めてしまいかねません。
以上のような影響もありますので、体や髪のためには、タバコはきっぱりとやめた方がいいでしょう。
やめることで「ストレスが増えるかもしれない」「太るかもしれない」と心配される方もいますが、結果としてタバコは、それ以上に何倍もの悪影響を及ぼしてしまいます。
今は禁煙アプリやオンライン禁煙支援プログラムなど、禁煙をサポートするサービスにも色々なものがあるようですので、ご自身に合ったものにぜひ挑戦していただけたらと思います。
朝シャン習慣はNG
「朝シャン」という言葉が生まれたほど、朝のシャンプーが流行したことがありました。しかし、健康的な美髪のためには、朝より夜のシャンプーが良いといえます。
その理由は、朝にシャンプーをすると、日中に頭皮のバリア機能が発揮されないからです。
シャンプーをすると、汚れだけでなく頭皮の皮脂もリセットされ、なくなった状態になります。皮脂は不要なものというイメージもあるかと思いますが、そうではありません。皮脂の膜は、頭皮を守るバリアの役割を果たしています。
シャンプー後、皮脂が分泌されて元通りの皮脂膜が形成されるまでには、数時間かかると言われています。
朝シャンをしてからすぐに外出すると、無防備な状態の頭皮を、ダメージとなる紫外線にさらしてしまうことになるのです。
生活スタイルも多様ですので、どうしても朝シャンになってしまうこともあるでしょうが、起きた時ではなく、寝る前にシャンプーすることを心がけるとよいでしょう。寝ぐせがつくのを避けたいというならば、お風呂上がりにしっかりドライヤーで乾かして眠るようにしましょう。
寝る前のスマホやテレビ習慣もNG
寝る前にスマホを触ったり、テレビを見たりすることが習慣化している方もいらっしゃるのではないでしょうか。それもNGです。
スマホやテレビなどの画面への集中は、脳を興奮状態にさせます。時には過激な内容の情報を目にしてしまうこともあるでしょう。寝る前では、これらは良質な睡眠の妨げになってしまいます。
睡眠は美髪にとって重要なポイントです。髪の成長には成長ホルモンが関わっていますが、最も多く分泌されるのが睡眠時です。さらに、睡眠の質の影響を受けて分泌されます。
また成長ホルモンは、入眠直後の90分間に非常に多く分泌されます。その量は、1日の分泌量のおよそ7割をも占めると言われています。
入眠直後から良質な睡眠を取ることを意識し、寝る1時間前にはスマホやテレビなどから距離をとりましょう。脳と体がリラックスでき、快眠、そして美髪につながるでしょう。
一石何鳥にもなる
以上のようなことが習慣になっていたら要注意。美髪育成のためには、すぐに改善しましょう。結局は体のためにもなりますので、一石何鳥にもなりますよ。
参考文献:『髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている』学研プラス 浜中聡子 著、 『38歳からなりたい髪』すばる舎 田村マナ、山口童子 著