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2023年01月12日

ヘアケア

知っておきたい!シャンプーの選び方

新年が始まりました。お守りは1年ごとに新調した方がよいと聞いて、年明けに昨年分を返納し、新しくしています。気持ちの切り替えにもなりますし、このタイミングで色々と新調するのもよさそうですね。

新たな気持ちで、2023年も一緒に美髪を育んで参りましょう!

さて今回は、「シャンプー選びのポイント」についてお話しさせていただきます。

 

そのシャンプー選び、合ってる?

あなたはどのようにシャンプーを選んでいますか?宣伝されていたから…、この成分が良いと聞いて…、と、なんとなく選んでしまっている方も多いかもしれません。今回はシャンプー選びのポイントをご紹介しますので、ぜひお役立ていただければ幸いです。

 

洗髪・ドライ方法を見直した上で、頭皮の状態をチェック

シャンプーでは、髪を育む土台となる「頭皮」を洗浄し、清潔に保つことが大切なポイントです。そのため、まずはシャンプーを選ぶ前に、洗髪・ドライ方法を見直してみてください。髪の毛のみを洗っていて、頭皮を洗えていなかったり、根元の生乾きを原因とするトラブルが起きているケースは少なからずあります。

どんなシャンプーを使うにしろ、洗髪・ドライ方法が間違っていると、それ以前の問題になってしまいますからね。その上で、シャンプーを選ぶ際は、基本は頭皮の状態をもとに選ぶのがよいでしょう。まず下記を参考に、普段の頭皮をチェックしてみてください。

毎日洗っているのに、フケのような白い粉浮きがあったり、少しかゆみがあったり、パーマ剤やカラー剤がしみたりする場合は、かなり頭皮が乾燥しているかもしれません。洗浄力がマイルドなものに替えた方がよさそうです。

逆に、洗髪後すぐに頭皮がアブラっぽくなったり、ニオイが気になったりする場合は、汚れが落ち切れていないことが考えられます。もう少し洗浄力が強いものの方が合っていそうです。

 

シャンプー剤は大きく分けて3種類

次に、シャンプーの種類についてお話しします。洗浄成分(界面活性剤)の種類によって、大きく3つに分類されます。頭皮の状態をもとに選んでみましょう。

一つ目は「アミノ酸系」です。洗浄成分にアミノ酸を使用したシャンプーで、主な成分は、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ココイルグリシンナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウムなどです。

アミノ酸系シャンプーは洗浄力が一番マイルドという特徴があります。しかしその分、丁寧に洗うことが大切です。向いているのは、アレルギーがある方、肌が弱い方、皮脂の分泌量が少ない方、洗髪直後に頭皮が突っ張る方などです。

二つ目は「高級アルコール系」で、鉱物油や動植物油脂などから作られた洗浄剤を利用したシャンプーです。主な成分は、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどです。

こちらは最もポピュラーなタイプで、ドラッグストアやスーパーで販売されている中でも一番多くを占めています。香りや特徴もバラエティー豊か。値段も手ごろで泡立ちもよく、洗浄力もあります。シャンプーした翌朝に地肌がベトつくという方や、地肌が健康な方におすすめです。

三つ目は「せっけん系」で、洗浄剤に脂肪酸ナトリウムなどのせっけんを使ったシャンプーです。成分表示に、石けん素地や脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムなどがあればこのタイプです。

昔からあるせっけんを主成分としているため、安全志向の方に好まれています。天然素材で自然に優しい印象を受けますが、洗浄力や脱脂力も優しいわけではありませんのでご注意ください。3つのうちで最も強くなっています。向いているのは、頭皮が健康な方や、オイリー気味の方です。

こちらのシャンプーは、せっけんかすが残りやすく、さらに髪が弱酸性であるのに対してアルカリ性であるため、髪が膨潤(液体を吸収して膨らむ現象)しやすい点から、パサつきやきしみの原因にもなります。ロングヘアの方にはあまり向かないといわれています。

 

その時々で見直しを

ベストなシャンプーが見つかっても、そのままではなく、その時々で見直しましょう。お年を重ねられるにつれて、頭皮がオイリーからドライな状態に変化することもあるといいます。洗い心地がなんだかしっくりこなくなった、という時は見直しのタイミングです。

 

サロン専売シャンプーもおすすめ

なかなかご自身では何が合うのか判断が難しい場合もあると思います。そんなときには、信頼できる美容師さんに相談して、ヘアサロン専売のシャンプーを試してみるのも良い方法です。

サロン専売製品は、市販のものより少しお値段が高いものが多いようですが、より細かくお悩みに対応できるようになっていて、クオリティも高いといわれています。

一番のメリットは、美容師という髪のプロから直接アドバイスをもらいながら、頭皮や髪の状態に合うものを選べる点です。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょう。

 

健やかな頭皮環境を意識

最後に、どの種類のシャンプーにもいえることですが、頭皮トラブルを防ぐために、よくすすいで成分を頭皮に残さないことも大切です。健やかな頭皮環境を意識して、毎日のシャンプーで美髪につなげましょう。

参考文献:『髪をあきらめない人は、3つの生活習慣をもっている』学研プラス 浜中聡子 著、『女っぽさを作る美髪ケアの基本』幻冬舎 田所幸子 著

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美ルート・オンラインショップのスタッフです。

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