MENU

2023年03月09日

ヘアケア

効果を発揮する!トリートメント法

今年も卒業シーズンですね。これを機に、卒業したいことをあげてそれにチャレンジするのも良いかもしれません。

私が卒業したいのは、ソファでついダラダラして寝落ちしてしまうこと…(涙)。ぜひ一緒に挑戦して、気持ち新たに新年度を迎えませんか?

さて今回は、「トリートメントの使い方」についてお話しさせていただきます。

 

トリートメント、正しく使えていますか?

多くの方が、シャンプーの後にトリートメントなどをつけていると思います。単につけてさっと流すだけ、というやり方で済ませてしまっていませんか?

トリートメントの効果を十分に発揮するための方法をご紹介しますので、ぜひお役立てください。

 

トリートメントは何のため?

まず、トリートメントを使用する目的についてお話しします。

髪は「死んだ細胞」ともいわれ、実は一度傷んでしまった部分は修復できません。トリートメントを使えば、疑似的な修復にはなりますが、髪に似たような成分を補ったり、表面をコーティングしたりして、コンディションを整えることができるのです。

 

コンディショナー、リンスとの違い

トリートメントの他、コンディショナーやリンスなども同様な目的のものです。それぞれの違いについて、人によって、あるいはメーカーによって詳しく説明がなされていることもありますが、はっきりとした違いはないといわれています。

もともとは、リンスは表面のコーティング剤、トリートメントは傷みの補修、コンディショナーはその中間、という棲み分けができていたようです。

しかしメーカーが製品にさまざまな機能を盛り込むようになり、区別にあまり意味がなくなっているのが現状といいます。髪の状態に応じて選んでみましょう。

 

効果的な使用方法

それでは、効果的な使用方法についてお話しします。まず、トリートメントをつける前に髪の毛の水気を取ります。これを行うことで、トリートメントをよりよく浸透させることができます。

シャンプーをしてすすぎ終えた髪を、軽く手で絞るようにして水気を切ってください。濡れた髪の毛は傷みやすいため、無理な力は加えないようにしましょう。

そしてトリートメント剤を髪の毛に塗布していきますが、頭皮にはつけないように注意してください。一部頭皮にも効果のあるトリートメントもありますが、多くが毛髪に働きかける目的の製品となっています。原則、頭皮を避けて髪の毛に塗るようにしてください。

適量のトリートメント剤を手のひらに伸ばし、毛先から徐々に根元に向かってなじませていきます。いくつかの毛束に取り分けながら、手のひらで握るようにして揉みこみ、浸透させましょう。特に傷みやすい、中間から毛先にかけての部分には念入りにつけるとよいでしょう。

最後に、手ぐしかトリートメント用の目の粗いコームで、ざっくりトリートメントを伸ばして、付け忘れのないよう髪全体に行き渡らせてください。

すぐに流してしまうと成分が浸透する時間がなく、効果が十分に発揮されません。3~5分程度、少し時間をおいて髪の毛によく浸透させましょう。

 

すすぎはしっかりと

トリートメント成分が流れきってしまわないように、すすぎは軽めにしている、という方もいらっしゃるかもしれません。かつて私もその一人でした。

実はそのようなことはなく、きちんとしたプロセスを経てトリートメントできていれば、しっかりすすいでも必要な成分はちゃんと吸着されているといいます。むしろトリートメントが残っていると、ベタつき等の原因になるそうです。

あまり髪の毛に成分を残すことは考えず、全体的にしっかりと流しましょう。頭皮もよくすすいでください。

 

洗い流さないトリートメントの使い方

ここまで、洗い流すタイプのトリートメント(インバストリートメント)の使い方をご紹介しましたが、洗い流さないタイプのトリートメント(アウトバストリートメント)も今や一般的なものとなりましたので、お話しします。

洗い流さないトリートメントは、髪表面を補修し、髪質を整える働きをします。一般的には、お風呂から出た後、タオルドライ後の髪に塗るものです。髪質やヘアスタイルが気になる方はぜひ使ってみてください。

軟毛でペタンコになりやすい方は、重くならないクリームタイプや、ミストスプレー(液体タイプ)などがおすすめです。逆に硬めの毛で広がりやすい方は、重さを与えるオイルタイプなどがおすすめです。

使い方は、まずトリートメントを適量とり、手のひらや指全体に広げます。そして髪の長さの中間くらいから毛先の部分に、手ぐしを通すように塗ります。表面だけでなく、中の方の髪にも行き渡るよう、何度かかきあげながら手ぐしを通してください。

ここでも頭皮につけることは避け、また洗い流さないタイプなのでつけ過ぎには注意しましょう。

 

トリートメントを活用して美髪に

トリートメントは意外と自己流でやってしまっている方も多いかもしれません。髪や頭皮への影響も頭に入れて頂き、美髪へと整えていきましょう。

参考文献:『女っぽさを作る美髪ケアの基本』幻冬舎 田所幸子 著、『頭皮ケアで始める美髪バイブル』講談社 山本未奈子、田村マナ 著

スタッフ

お客様サポート

美ルート・オンラインショップのスタッフです。

\ この記事をシェア /

pagetop