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2024年09月12日

ヘアケア

抜け毛はストレスが原因?

筆者自身も過去に抜け毛を経験

私は以前に抜け毛で髪が薄くなった経験があります。洗髪するとお風呂の排水溝には抜けた髪がビッシリ絡みつきます。それが10回ほど続くと髪が薄くなったことを実感し、一気に老けたように感じました。

今から思うと、私の場合の原因はストレスだったと思います。今回は、ストレスと自律神経、そして抜け毛の関係について考えてみましょう。

「自律神経」には、活動するときに活発化する「交感神経」と身体を休める時に活発化する「副交感神経」があります。この2種類のバランスを保つことで、私たちは健康的に暮らしています。

しかし、ストレスや緊張を受け続けると活動時に活発になる交換神経が働き続け、血管や筋肉が収縮し、血流の悪化や睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどが起こります。

その結果、血流の悪さから栄養が頭皮まで渡りにくくなり、さらに睡眠不足から起こる成長ホルモンの分泌減少が抜け毛の原因となりえます。

そして、ホルモンバランスの乱れは、髪の成長に欠かせない「エストロゲン」の減少を起こす可能性があり、女性の抜け毛に大きく影響します。

おすすめのストレス回避法

髪の毛から話がそれますが、自律神経の乱れは頭皮だけでなく身体や心にまで影響を及ぼします。日本では「ストレスは万病のもと」、米国の医療統計では「病気の原因の9割はストレス」と言われています。

そこで幾つかのストレス回避法についてご紹介しましょう。私も活用しています。

先ずは気持ちの持ち方をプラス思考に変えることです。例えば、Aさんは「私は病気だけど、手も足も動く。そうでない人に比べて恵まれている。」と考えます。その一方で、Bさんは同じ病気でも、「私はこんな病気になって、なんて不幸なのだろう」と考えます。この二人のストレスの差はもう歴然です。

次に、運動(快眠にもつながります)、旅行、読書などで少しでもストレスの原因から遠ざかる。

最後に、科学的裏付けのあるサプリを活用する。例えば、GABA (γ-アミノ酪酸)です。露地栽培アガリクスにはストレスを和らげるGABAが含まれており、東京大学・食の安全研究センターと原料メーカーとの共同研究により、自律神経の調節作用があることが認められています。

上記のような行動で、私の考え方は楽天的になり、運動で血流もよくなったせいか、髪はかなり復活しました。おまけに体力も付き、いいことばかりです。皆さんも試してみては如何でしょうか。

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

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