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2024年10月10日

ヘアケア

幸せを手に入れる方法

幸せの4つの因子

前回は抜け毛の原因となるストレス回避法について述べましたが、今回は究極のストレス回避法をご紹介しましょう。それは「幸せを手に入れる」方法でもあります。考え方を変えることを徹底すれば、そこに発生するストレスは軽微なものになります。

具体的に説明しましょう。幸せには四つの「心的因子」が寄与していると言われています。

第一因子は「やってみよう因子」。つまり自己実現と成長の因子です。大きな目標をもっていて、そのために成長しようとしていることが幸せに寄与すると言います。

第二因子は「ありがとう因子」。つながりと感謝の因子です。多様な人と付き合い、感謝の気持ちを持っているほうが幸せだということです。

第三因子は「なんとかなる因子」。前向きと楽観の因子です。楽観性は、幸せのためになくてはならないスパイスと言えます。

第四因子は「あなたらしさの因子」。独立とマイペースの因子です。他人と自分を比較しないことや、自分をはっきりもっていることを表します。

 

まずはニコニコすることから

「やってみよう!」、「ありがとう!」、「なんとかなる!」、「あなたらしく!」という四つが高い基準で揃った人が幸せな人で、不幸せな人はこの四つの度合いが低いという考え方です。

まずは楽観的に感謝の気持ちを持ってニコニコすることから始めましょう。笑うと脳に「楽しい」という信号が送られ、幸せだと感じる出来事がなくても、脳は幸せだと勘違いします。「笑う門には福来る」は、科学的に証明された事実なのです。

また、以下のような研究報告もあります。2011年、チューリッヒ大学から「Happy people live longer(幸せな人は長生きする)」という論文が科学雑誌「Science」に発表されました。この論文では、幸せな人は、幸せでない人に比べて寿命が7.5~10年も長いとされています。

気持ちや考え方を変えるだけで、ストレスから遠ざかり幸せに近づけるのです。「そんなの私には無理!」という人もいるかも知れませんが、私はそれを乗り越え、ニコニコ人生を手に入れた人を何人も知っています。先ずはニコニコすることから始めてみましょう!

参考文献:『幸せのメカニズム』 講談社現代新書  前野隆司著

元井 益郎

薬学博士/社長

1分も走れないペンギン歩きから、世界7大陸最高峰を目指す70代に。

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