2015年12月16日
ヘアケア
せっかく買った育毛サプリに手応えがない。
たんぱく質や、亜鉛やビタミン・・・。髪に良いと言われる栄養素を摂ってみてはいるけれど・・・。
そんなお悩みありませんか?
実際、わたしのお店にも、こんなご相談が来ます。
「今まで色々試してきたけれど、どれも手応えがなくて。何を摂ればいいんでしょうか?」
亜鉛が良い!と聞いたら亜鉛。
ビタミンだ!と聞いたら、とりあえずマルチビタミン。
そんな風に選んでしまっているのだとしたら、気を付けて欲しいことがあります。
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栄養素は、単体で摂ってもダメ
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栄養素は、お互いに影響しあって働くものです。
1つの栄養素だけたくさん摂ったとしても、他に不足している栄養素があると、摂った意味がなくなり、力を発揮しないこともあります。
これは有名な説明方法なのですが、1つの桶を想像してみてください。
この桶の側面は、何枚もの縦長の板をぐるっと円状に張り合わせてできたものです。
・・・ごめんなさい、イメージできないかもしれないので、わたしの拙いイラストを失礼します。
↑ 伝わりましたでしょうか?笑
この、「縦長の板」が、私達がいつも摂っている栄養素の1つ1つだと思ってください。
栄養バランスが良く、板の高さが高く揃っている人は、たくさんお水を入れることができます。
反対に、右側のイラストのように、板の高さが不揃いな人は、お水が漏れ出してしまいます。
髪も、肌も、爪も、私たちの体の全ては、この桶に入っているお水が作っています。
お水が漏れ出てしまうと、不健康な状態になるわけです。
「育毛に必要なのに、不足している栄養素たちを摂る」
この桶で言うと、短い板をなくす、という事がとても大切。
よく言う、「バランス良く食事をしましょう」というのは、こういう事なんですね。
しかし、毎日のお食事で、どの栄養素が不足しているのかを判断するのは難しいですよね。
そんなときのための、サプリメントです。
できるだけ幅広い栄養素を摂れるサプリメントでバランス良く栄養を補うようにしましょう。
きちんと栄養成分の一覧を確認することがポイントです。
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サプリメントはどれも同じじゃない
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サプリメントの価格は、安いものから高いものまで、本当にピンキリですよね。
それもそのはずなんです。
サプリメントは、薬のように規制が厳しくないので、残念ながら、「適当に配合しただけ」のものもありますし、「実は中身がすっからかん」のもの、「特定の成分だけバーーンと入ってる」ものもあるでしょう。
効果効能に対する、科学的根拠は不要なんですね。
製品化する「環境」の規制も甘いので、生産環境が劣悪なものもあるでしょう。(逆に、それでも製品化して商売できてしまうから、ちゃんと選ばないとダメですよ。)
サプリメント販売の「あるある」話なんですが、「サプリメントなんて、気休めでしょ。効かなかったらどうするの?」なんて言われることがあります。
それは、サプリメントを取り巻くこういった環境を考えると、仕方ないな・・・と思う一方、「あら、じゃあ、効いたらどうするの?」と思います。もちろん言いませんけどね。(笑)
手前味噌ですが、私のお店のサプリの開発者は、こんな状況をとても残念に思うので、サプリメントであっても、科学的根拠をとる!という並ならぬこだわりを持ってるツワモノです。
ちなみに、科学的根拠をとるには、きちんとした研究機関へ正式に依頼しなければならないので、目が飛び出るような金額がかかるんだそう!
それでも、これからはサプリメントにも科学的根拠が求められる時代になる、と言っていました。
私は、心の底から共感します。
「お薬より体に優しい、科学的根拠のあるサプリメント」
まだまだ数は少ないけれど、実際にあります。
サプリメントを選ぶ際には、科学的根拠、生産体制など、ちゃんと選ぶようにしてくださいね。