2016年06月29日
ヘアケア
薄毛にサプリメント、効果ある?メジャーな薄毛対策5つと比較。
ハゲや薄毛をネタにして人気を集める男性芸能人もいますが、女性にとって薄毛は非常に深刻なこと。
ある日突然、エレベーター内のモニターで自分の頭頂部の薄さに気付いたり、家族に指摘されたり、シャンプーをしている時、排水溝にたまる抜け毛の量に恐怖を覚えたり・・・。
なんとかしようと、様々な方法を調べるものと思いますが、まだまだ育毛用の「サプリメント」はメジャーではなく、知ったとしても本当に効果あるの?と思われる方も多いでしょう。
そこで今回は、メジャーな薄毛対策方法5つと、育毛サプリメントについて比べてみたいと思います。
メジャーな薄毛対策1:まずは、シャンプーを変える!
抜け毛の量や、髪のハリ・コシに異常を感じた時、まず気軽に行動できるのがシャンプーの変更です。
洗浄能力が高すぎて頭皮の脂を取られ過ぎていたり、自分に合わないシャンプーを使って頭皮が荒れていたりする場合には、要注意。
よく聞くのが、「薄毛や抜け毛は頭皮の脂が原因」という言葉をはき違えてしまい、ひたすら脂を残さないように、何度も洗いすぎてしまっているケースです。あくまでも、「過多な脂」が悪影響なのであって、ある程度の量は脂分があるのが健康な状態であることを念頭に起きましょう。
また、洗浄能力が高すぎて、まるで食器用洗剤のようなシャンプーで自分の頭を洗ってしまっているケースもあります。下記の成分は強力な合成界面活性剤(洗浄成分)なので、入っていないシャンプーを選ぶことをオススメします。残念ながら、これらは安価で手に入るとのことで、大手メーカーさんのシャンプーに入っていることもあります。薄毛や抜け毛をケアしたい場合には、避けた方が良いでしょう。
・ラウレス硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸アンモニウム
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
・スルホン酸ナトリウム
(ナトリウムは、Naとされていることもあります)
筆者の考えとしては、シャンプーは頭皮の環境を清潔に整えるためのもの、と考えています。洗うだけでふわっとなる、毛が立ちあがる、というのは、よく考えてみたら不自然なことだと思いませんか?
詳しくはこちら→それNG!抜け毛を招くシャンプー成分
メジャーな薄毛対策2:育毛剤
育毛剤についても、様々な商品が市場に出回っています。
育毛剤の良いところは、頭皮の環境を直接整えたりできるところですね。
ただ、毎日その作業をする必要があるので、やる気がある初期段階では良いかもしれませんが、継続することが難しいかもしれません。また、家族に隠れて使うことが難しいという場合もあるでしょう。もちろん、それで薄毛が改善するのなら、その位の努力は厭わない!というスタンスが望ましいと思いますけれど。
メジャーな薄毛対策3:ウイッグ/ヘアピース
ウィッグやヘアピースについては、すぐその場で見た目をカバーできるので、即戦力として頼りになるものだと思います。どうしてもこの日だけは!という場合や、地毛が回復するまでに一時的に使うのが良いのではないでしょうか。
メジャーな薄毛対策4:クリニックや病院で治療する
やはり直感で一番信頼できるのは医療機関だと思います。専門医に診てもらうのは安心できますし、何か異常があった場合にも頼れます。そこへ通う労力と、費用面を考慮して、地毛を救うための最終手段と考える方も多いのではないでしょうか。
メジャーな薄毛対策5:植毛・増毛
まず、植毛と増毛ってどう違うの?という方のために。
増毛は、まつげのエクステンションと同じように、1本の自毛に、複数の人工毛を結びつけたりして、人工的に髪の毛を増やすことをいいます。自毛が伸びると、人工毛との結び目が下に落ちてくるため、定期的に増毛し直す必要があります。
植毛は、薄い部分の頭皮に毛(人口毛もしくは自毛)を植える方法です。
近年一般に行われている植毛は、薄毛になりにくい後頭部の皮膚を毛根ごと採取し、薄くなっている部分に移植していくものです。形成外科医による手術を受ける必要があるため、増毛よりも費用がかかります。
効果の確かさ(見た目のカバー力)では抜群だと思いますが、費用面、メンテナンス面を考えると、ちょっと躊躇う方もいるでしょう。
詳しくはこちら→増毛と植毛
以上、色々見て参りましたが、それでは「育毛サプリメント」はどうなんでしょう?
それを判断する上で、私が一番考えることは、薄毛を改善したい女性の心の底にある願いです。
それは、「まだまだ女性としてオシャレを楽しみたい」という気持ちではないでしょうか?
髪さえ増えてくれれば、お肌がシミやシワだらけでガサガサでも、すごい太ってしまっても良い!とは思わないと思うのです。
髪が異常に抜け始めたり、ハリ・コシがなくなっている、ということは、髪だけが弱っているわけではありません。本人にとっては、特に髪が目立つかもしれませんが、髪は体の一部。体が弱っていることの1つの表れなんです。年齢にもよりますが、加齢現象の1つでもあります。
あなたのお肌や、爪は健康的ですか?体の内側にある、血管や内臓や骨は、どうでしょう?髪と同じくらい弱っている可能性が高いと思います。
そういった意味では、上記にご紹介したどの手段も「髪専用の対策」です。美と健康を願う女性からすれば、願わくば、「髪はもちろん、体全体の美容と健康を叶える対策」の方が、コストパフォーマンスが良いと思いませんか。
サプリメントのいいところは、髪に必要な栄養素を効率的に摂取でき、体の内側から力を発揮できるところです。
栄養素は、体の重要な部位(心臓など)から優先して届けられますので、髪の育成に必要な栄養素が不足すると、頭皮に届かなくなり、抜け毛や薄毛を引き起こします。お肌や爪、血管などもしかり。
ビタミン、ミネラルなど、髪の育成に必要な栄養素について参考のコラムを記載しておきます。これらは、全身の美容に関してもとっても大切な栄養素です。
詳しくはこちら→「まごはやさしい」をお食べなさい!
詳しくはこちら→毎日の食事で抜け毛を防ぐ方法(1)
詳しくはこちら→毎日の食事で抜け毛を防ぐ方法(2)最強の育毛食
また、サプリメントは薬じゃないので、副作用の心配がありません。より自然に、健康的に、体全体のエイジングケアができる!サプリメントの良さはここにあると思います。
いかがでしたでしょうか。髪の毛とは、一生のお付き合い。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、ご自分に合った対策をとれればいいですよね。