2017年09月11日
ヘアケア
女性で髪の量の減少は男性ホルモンにも関係があるの?
女性の髪の量がダウンする原因には男性ホルモンが関係しているものもあります
加齢による女性ホルモンの減少は40代後半頃から特に顕著になってきます。
男性ホルモンの割合が大きくなってくると、その影響で髪の量がダウンしてしまうということがあるのです。
男性ホルモンを増やしてしまう生活習慣を避け、女性ホルモンと似た働きをするといわれるイソフラボンを積極的にとると良いでしょう。
女性にも存在する男性ホルモンが髪の量に影響していることもあります
男性と比較すると女性は男性ホルモンの分泌量は多くありませんが、微量ながらに分泌されています。
そのため、女性ホルモンの分泌が盛んに行われている時はそれほど男性ホルモンの影響を受けませんが、加齢とともに女性ホルモンの量が減ってくると影響を受けやすくなるのです。
女性ホルモンは思春期の頃から分泌が始まり、20代後半から30代にかけて最も分泌が多く、その後40代後半で激減します。
40代後半のこのタイミングを過ぎると、男性ホルモンの割合が高くなってきます。
減少する女性ホルモンと同じように男性ホルモンも減るのであれば大きな影響を受けることはありませんが、そうはいかないため髪の量が減るなどの変化が現れやすくなるのです。
男性ホルモンには髪の発毛を阻害する働きが含まれているとされています。
男性ホルモンが多くなると髪が育ちにくくなり、次第に女性も薄毛に悩まされることがあります。
また、皮脂分泌量も増えるため、質の良い髪が育ちにくい頭皮環境にもなってしまいます。
男性ホルモンが過剰にならないよう生活習慣を見直しましょう
男性ホルモンの量が過剰にならないためには、日頃の生活の中で気を付けておきたいポイントがあります。
まずは、ストレスを溜めないことです。
仕事でも家庭でもどうしてもストレスが溜まってしまうという方も多いでしょう。
しかし、過度なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱す原因となり、男性ホルモンを増やすことに繋がりかねません。
自分の趣味の時間を持ったり、家族や友人に話を聞いてもらったりと、自分なりのストレス発散方法を確立しましょう。
また、ストレス以外に、冷えも自律神経やホルモンバランスを崩す一因になるため、十分に注意してください。
女性ホルモンに似たイソフラボンを十分にとるようにしましょう
女性ホルモンが加齢とともに減少してきた時は、毎日の食事の中でイソフラボンを積極的にとると良いでしょう。
イソフラボンは美容成分として化粧品などにも多く用いられている成分で、女性ホルモンと似た働きをすることが特徴です。
そのため減少する女性ホルモンを補う働きが期待されており、積極的に摂取することで髪の量の減少への対策になると言われています。
イソフラボンを含む食品には大豆製品があり、毎日の食事に取り入れればより効果的でしょう。
例えば、普段の食事に納豆をプラスしたり、休憩時のドリンクを豆乳のような大豆ドリンクにしたりすれば、無理することなくイソフラボンを摂取することができます。
また、食べ物で摂るほかにも方法はあります。
忙しくて食事の準備が十分できなかったり外食が多かったりする時には、イソフラボン配合のサプリを利用する方法を取り入れましょう。
イソフラボン配合のサプリメントは数多く販売されています。
使われている原材料が自然のものであるかなど、安全性の高いものかどうかを確認してから購入・使用すると良いでしょう。
また、最近では髪の量のダウンに適した女性用の育毛剤やシャンプーなども販売されるようになってきています。
ヘアケア製品の種類は髪のタイプによって分かれていることがあるため、自分の頭皮や髪に合った製品を使うとより効果的に髪を労わることできるでしょう。
(まとめ)女性で髪の量の減少は男性ホルモンにも関係があるの?
40代後半から女性ホルモンは激減するため、女性の体内における男性ホルモンの割合が大きくなってしまいます。
すると男性ホルモンの影響を受けやすくなり髪の量が減る可能性があるのです。
女性ホルモンの分泌量が多い時はそれほど男性ホルモンの影響を受けませんが、加齢により激減すると男性ホルモンの割合が上がり、影響を受けやすくなります。
すると質の良い髪の発毛・育毛が阻害されてしまい、髪の量が減りやすくなるのです。
過度なストレスは自律神経やホルモンバランスを乱す原因となり、男性ホルモンを増やすことに繋がります。
冷えも同様の原因となりますので、注意して生活習慣を見直すようにしましょう。
減少し始めた女性ホルモンを補うためには、似た働きをすると言われるイソフラボンを積極的にとることをおすすめします。
大豆製品にはイソフラボンが多く含まれているので、食事に納豆や豆乳をプラスすると良いでしょう。