2017年09月17日
ヘアケア
女性の髪の量は平均するとどのくらい?
女性の髪の量について平均は個人・年齢によって違いますが1㎠あたり150~250本位です
女性の髪の量には、個人差があります。
ですが、最も少ない本数で60代から80代の平均約150本/1㎠、最も多い本数は20代の平均約250本/1㎠だといわれています。
それから女性の髪の量は本数だけでなく太さやハリ・コシがあるかどうかでも変わってきます。
そのため、加齢とともに本数が少なくなっても質の良いハリとコシのある髪が維持されていれば、髪の量のダウンを防ぐこともできるでしょう。
本数だけでなく毛の太さも髪の量に影響します
女性の髪の量は本数だけでなく髪の毛の太さによっても多いか少ないかが違ってきます。
そのため年齢と共に本数が少なくなってきたとしても、しっかりと太さがあり、ハリ・コシもある髪であるのなら、十分なボリュームの髪になることが期待できるのです。
髪の毛の太さの平均を比較すると、最も細いのは60から80代で60マイクロメートル弱、最も太いのは30代で約80マイクロメートルとなっています。
本数のピークと太さのピークに違いがあることから、20から40代までの間で髪の量の全体を見るとそれほど大きな差はないように見えるでしょう。
しかし、髪の毛の量には女性ホルモンが大きく影響しているため、分泌量が大きく減少する40代後半からは本数も太さも下がっていく傾向にあります。
年齢と共に代謝が衰えてくるため、栄養分の運搬も滞りがちになります。
すると、頭皮に十分な栄養が行き渡りにくくなり、細い髪しか育たなくなってしまうのです。
本数が少ない上に細い髪になれば、髪の全体的な量は減ることになるでしょう。
女性の髪の質を保って量も維持しましょう
年齢と共に減ってしまいがちな女性の髪の量を維持するためには、髪の質を良い状態で保つことがポイントです。
女性ホルモンのバランスの乱れを整えることで、加齢による髪の量のダウンを改善し、ボリュームアップを図りましょう。
まずは、日頃の生活習慣の見直しと改善です。
健康な体であれば頭皮へスムーズに栄養素が行き渡り、ハリ・コシのあるしっかりした髪がつくられると期待できます。
代謝のしやすい状態であることが、髪の健康にもつながるでしょう。
ですから、普段の生活の中では血流がスムーズになるような食事をとる必要があります。
脂は控えめで糖質のとりすぎにも注意しましょう。
たんぱく質をしっかりとってビタミン・ミネラルも欠かさず、バランス良くとることが大切です。
また、髪の発毛・育毛にうれしい成分と言われる、ヨウ素・亜鉛・ビタミンAとEも適度にとるようにしましょう。
それから血行促進には体を動かすこともおすすめです。
老廃物の排泄もスムーズになることから、髪の量維持だけでなく、むくみ改善なども目指すことができます。
そして、睡眠不足は代謝の妨げになりますので、しっかり夜に睡眠をとるようにしましょう。
加齢による髪の量のダウンもヘアケアで上手にカバーできます
髪の毛をつくるのは頭皮にある毛根であることから、体の内側と外側の両方からのケアがおすすめです。
まず体の外側のケアは直接頭皮や髪の毛をお手入れするヘアケアを指します。
普段使っているヘアケア製品を見直してみましょう。
シャンプーの中には洗浄力が強く、洗いすぎてしまうものもあるのでアミノ酸系のような優しく洗い上げるタイプを選ぶことです。
そして、水に濡れた状態では髪のキューティクルが開いたままになってダメージを受けやすいため、タオルドライのあとは早めに乾燥させてキューティクルを閉じるようにましょう。
内側からのケアは、サプリメントなどでイソフラボンを補う方法があります。
サプリメントはとても多くの種類が販売されています。
その中でも女性の髪の質に特化した製品が登場しているため、イソフラボンだけでなくコラーゲンなどといった髪にうれしい成分が入っていることも確認して使ってみましょう。
あくまで食事で主に栄養素を摂取し、サプリメントは不足する分を補う、という使い方が髪の量の維持や改善には役立つでしょう。
(まとめ)女性の髪の量は平均するとどのくらい?
女性の髪の量は平均すると、最も少ないのは60代から80代の平均約150本/1㎠で、最も多いのは20代の平均250本/1㎠とされています。
年齢と共に減少する女性の髪の量ですが、髪の太さやハリ・コシの有無によって量が変わってきます。
女性の髪の量には本数の他に太さも関係があり、質が良く太さやハリ・コシがあれば本数が少なくてもボリュームアップが期待できます。
40代後半になり女性ホルモンが減少すると、髪の本数も太さも落ちてしまうため全体的な髪の量がダウンする傾向にあるのです。
女性の髪の量を保つには質の良い状態を維持することが必要です。
日頃の生活習慣を見直すことで改善を図りましょう。
食事は脂と糖質を控えめにして、体を動かし、睡眠をしっかりとって体を休めましょう。
髪の量を上手に維持するには体の外側と内側からのケアがポイントです。
毎日のヘアケアではアミノ酸系で洗浄力の優しいシャンプーを使い、食事の中で不足するイソフラボンはサプリメントで上手に補うという方法を試してみましょう。