2017年10月02日
ヘアケア
女性の髪の細い太いの基準とは?
女性の髪は約0.1㎜以上なら太いと言えます
髪の太さの基準としては、一般的に約0.1㎜あれば太いとされています。
しかし、生えはじめの髪や、十分に成長しなかった髪は通常の半分の約0.05㎜まで細くなってしまうと言われています。
髪の太さが基準より細いと、全体的なボリュームがなくなってぺたんとしてしまったり、酷いと頭皮が透けてみえてしまったりする場合もあります。
太い髪と細い髪は、コルテックスの量に違いがあります
人の髪は3つの層で構成されています。
一番外側は硬いタンパク質が半透明のうろこ状となり覆っているキューティクル、その内側が線維状のタンパク質コルテックス、髪の中心には軟らかいタンパク質メデュラとなっています。
中でも2層目のコルテックスに含まれる、タンパク質や脂質、水分量によって髪質が決まるとされています。
つまり、コルテックスの量が多いと髪は厚みを増して太く、そしてしなやかで丈夫になります。
逆にコルテックスの量が少ないと、細くて艶のないパサつきがちで切れやすい髪質になるというわけです。
コルテックスの量は、体質や遺伝などによってある程度決まるとされています。
しかし、髪の栄養状態が悪かったり、不規則な生活で髪や頭皮に負担がかかったりするとコルテックスの成分であるタンパク質や水分などの量が減って、太かった髪が細くなる場合もあります。
見た目で髪の太さを判断するには、自身の短めの髪を一本横向きに持った時に、ぴんと横向きに張ったままなら太いと言えます。
逆に、すぐに根本からしなって垂れてしまうと細い髪だと判断できます。
細い髪を太くするには、良い食生活と正しいヘアケアを実践しましょう
太く、しなやかで健康的な髪を作るには、コルテックスの成分である良質なタンパク質の摂取が大事です。
卵や豆腐、さばやいわしなどの青魚、鶏肉やレバーなどを食事に取り入れましょう。
更に、タンパク質の体内吸収を促す作用のある亜鉛やヨウ素などのミネラルを豊富に含む牡蠣などの貝類や、わかめ・ひじきなどの海藻類も効果的です。
他にも、毛根へ栄養を運びやすくするために血管を広げる作用のあるビタミンEを含んだごまやナッツ、髪の細胞分裂を活発にするビタミンB群を含んだ緑黄色野菜などがおすすめです。
髪の成長に必要な栄養を効率よく摂取するために、育毛サプリメントを併用するのも良い方法の一つです。
また、低刺激のアミノ酸系シャンプーを使い、しっかり泡立ててこすらないよう優しく洗いましょう。
熱い湯は頭皮の乾燥を招きますので、38℃位のぬるま湯でしっかりすすぐなど正しいヘアケアを実践していきましょう。
更に、睡眠中は髪の成長を促すホルモンが分泌されるので、夜はしっかり眠り、ホルモンバランスを乱して髪の成長を阻害するストレスも溜めないように気を付けましょう。
髪が細いと薄毛の印象が強くなり、頭皮もダメージを受けやすくなります
髪の太さが一般的な基準より細いと、髪の重みに負けて下へ下へと引っ張られます。
すると、根本から立ち上がらないのでぺたんとして全体的にボリュームがなくなってきます。
細い髪が増えると、徐々に髪が左右に引っ張られ、知らないうちに分け目が目立ったり、頭皮が透けて見えてしまったりする場合もあります。
すると髪の本数自体はさほど減っていないのに、髪が細いだけで人からは薄毛の印象を持たれてしまうことがあります。
毎日のスタイリングもうまく決まらず、人からの視線がストレスに感じ、自分に自信がなくなるという人もいます。
また、ボリュームのない髪のせいで実年齢よりも老けて見られることもあります。
更に、髪が細くなることで髪密度も低くなり、外出すると紫外線が頭皮にダイレクトに当たる面積が広くなります。
太い髪よりも髪同士が触れてこすれ合う面積も大きくなるため、その結果として摩擦と紫外線で頭皮や髪がダメージを受け、抜け毛が増えてしまう、髪がより細くなるといった悪循環が生じてしまうので注意しましょう。
(まとめ)女性の髪の細い太いの基準とは?
女性の髪の太さの基準は、成長期の伸び切った髪で約0.07㎜~0.08㎜とされています。
ただし、発毛時や脱落間際の髪は基準より細くなり半分の0.05㎜程度になると言われています。
基準より髪が細いとボリュームがなくなり、薄毛や老けた印象を与えることもあります。
髪は3層からできていて、コルテックスというタンパク質や脂質からなる繊維状の2層目が髪質を決定するとされています。
コルテックスの量が少ないと髪が細い、逆に多いと髪が太いということになります。
細い髪を太くするには、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルなどを含んだ食品の摂取が効果的です。
更に、低刺激シャンプーで優しく洗う正しいヘアケアや髪の成長を促す睡眠を十分にとるなどの生活習慣の改善も大事です。
髪が基準よりも細いと、下へ下へと引っ張られてぺたんとなり、ボリュームを失い、頭皮が透けて見えることもあるため人からの視線が気になります。
また、紫外線を浴びたり髪同士がこすれ合ったりなどして、頭皮や髪が大きなダメージを受けます。