2017年10月14日
ヘアケア
髪が細いとなりやすい女性のぺったんこ髪の原因とは?
髪が細いとなりやすい女性のぺったんこ髪は、髪質や加齢などが原因です
頭頂部や後頭部のボリュームがない「ぺったんこ髪」は、コシやハリがない、細い髪の女性に多いとされています。
髪が細いのは、遺伝による生まれつきの髪質も関係しています。
更に、年齢を重ねると髪を太く成長させる女性ホルモンの分泌量が減ったり、頭皮の血管が老化して毛根に栄養分が行き届きにくくなったりするため、加齢も要因の一つだと考えられています。
女性のぺったんこ髪は、頭皮環境の悪化やヘアケアなども原因とされています
女性のぺたんこ髪を招く髪のやせ細りは、パーマやカラーリングのしすぎや、刺激の強いシャンプー、熱いお湯を使った洗髪などといった間違ったヘアケアも要因だと考えられています。
髪に強い刺激が加わると、髪の一番外側にあるキューティクルが剥がれ落ち、その内部の髪の太さを決めるコルテックスが外へ流出してしまうため、髪が細くなることに繋がります。
更に、頭皮が乾燥しすぎたり、紫外線などでダメージを受けたりすると皮脂の過剰分泌を招くこともあり、その結果毛穴が詰まって発毛を阻害し、髪が太く育たなくなります。
また、ストレスを受けると交感神経が刺激されて血管収縮を起こしたり、運動不足や冷え性などでも頭皮の血流が阻害されます。
そうすると、髪を生成する毛根の毛母細胞に十分な栄養素が行き届かなくなるので、髪が栄養不足となり細く弱々しくなってしまいます。
他にも、睡眠不足により髪の成長を助けるホルモンの分泌量が低下することも、女性のぺったんこ髪を招く要因と考えられています。
細い髪を太くして、ぺったんこ髪を解消するには、生活習慣やヘアケアの見直しが大事です
ぺったんこ髪を解消するためには、細くなった髪を太くするべくヘアケアや生活習慣の見直しから始めましょう。
まず、パーマやカラーリングはある程度期間をあけて行うようにし、低刺激のアミノ酸系のシャンプーに変えましょう。
頭皮の乾燥を防ぐためにも、ぬるま湯を使い、シャンプーを泡立てて強く擦らないように優しく洗います。
洗髪後はドライヤーを頭皮から少し離して、根本からふんわりとなるように乾かします。
毛先の柔らかい獣毛ブラシを使ってのブラッシングも、頭皮に程よい刺激が加わり、頭皮の血行を促進させるので効果的です。
紫外線がダイレクトに頭皮に当たらないように、外出時は帽子や日傘で対策しましょう。
また、ストレスを溜めないようにドライブに出かけたり、音楽を聴いたりなどして気持ちをリラックスさせましょう。
運動不足解消には、ウォーキングやヨガ、水泳などを1日短時間でもよいので週に3、4日はできるように工夫してみましょう。
夜更かししないで、早寝早起きの習慣づけも大事です。
ぺったんこ髪が酷い場合は、育毛剤や育毛サプリメントの活用も考えてみましょう。
女性のぺったんこ髪は、ヘアスタイルやヘアアクセサリーでカバーできます
女性のぺったんこ髪は、どうしても髪のボリュームが少なく薄毛に見えるため、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。
人の目が気になるという女性も多いですが、ヘアスタイル次第で上手にカバーすることも可能なので試してみましょう。
まず、ロングヘアは髪自身の重みで根本から髪が立たないため、スタイリングしづらい上にぺったんこ具合が酷くなりがちです。
髪の長さはショートかミディアムにすることをおすすめします。
そして、頭頂部にボリュームを持たせるためにゆるくパーマをかけ、全体的にふんわりさせるのもポイントです。
いつも同じ分け目にしたり、しっかり分け目を作ったりするのも髪がぺったんこになりやすいものです。
こまめに分け目を変え、左右ジグザグと無造作にして分け目を作らない事もポイントです。
髪を結ぶ時は、頭頂部を少し引っ張り出して緩ませたり、ハーフアップにしたり、片方の髪を耳にかけてアシンメトリーにして、反対側の髪にふんわりボリュームを持たせるのもおすすめです。
また、大き目のシュシュやバレッタなどを使うと、ヘアアクセサリーが目立ってそこへ目が行きやすく、髪のボリュームダウンもカバーできます。
(まとめ)髪が細いとなりやすい女性のぺったんこ髪の原因とは?
女性の髪を細くし、ぺったんこ髪になるのは生まれつきの髪質が影響しています。
更に、年齢を重ねると髪を太く成長させる女性ホルモンが減少するため、加齢も要因の一つとされています。
ぺったんこ髪は、頻繁なパーマやカラーリング、間違ったヘアケアによる髪のやせ細りも原因となります。
更に、紫外線などの外的要因や、睡眠不足やストレス、冷え性などの生活習慣も原因の一つと考えられています。
細い髪を太くして、ボリュームアップを図るには低刺激のシャンプーの使用など髪や頭皮に優しいヘアケアが必要です。
また、しっかり眠ることや、ストレスの解消、体を温めるといった生活改善も行いましょう。
場合によっては、育毛サプリメントなどの活用も効果的です。
ぺったんこ髪は、トップにボリュームを持たせる短めのヘアスタイルである程度カバーできます。
大き目のシュシュを使うなど、ヘアアクセサリーで目線をそらせる方法もあります。